お答えしたいと思います②
「換金売りで下がったのではないか」という件ですが日経平均が上がった分下がり、その元の値段で落ち着いたのなら、その通りです。しかし実体はある日突然、地震のように下がり続けました。不思議なことにそうした下げは定期的にやってきて平均して3000円下げるのが恒例のようです。この偶然の一致は意図的に行われているのではないかというのが私の見解です。更に日本が本家本元のアメリカより下げる要因は当時も今もありません。よって空売りの対象になったのだと思っています。日経が3000円下げると100兆の損が発生します。市場では誰かが損をしているという事は誰かが儲けているという事になります。その証拠に御本家の「アメリカの確定拠出型年金があぶない」という話は今のところ出ていません。という事はアメリカ株も下がりましたが年金の方はそれに比例していない事になります。よって他国で儲けた分を年金資金に充てているというのが私の考え方です。
報道されている事の裏側にこそ真実が隠されているというのが私の持論です。なので世の中で報道されていて私も「その通りだ」と思う事は、あまりアップしていません。例えば朝青龍・白鵬戦で取り組み後、一触即発の睨み合いがあった時に「これは徐々に大きな問題になっていくな」と思っていたら世論もそのように推移していきました。このように思っていることと世の中が比例している違和感がないことに対しては取り上げていません。私が「変だな、おかしいな」と思っている事をアップしています。
口は重宝でテレビに出ているコメンテーターの中には「申し訳ない、間違っていた」と言わなければならない人が沢山いるのですが誰一人としして謝罪をしていません。バブルの時も同じで田原総一朗さんがある銀行幹部に「こんなに株価が上がるのはおかしいのではないか」と言ったところ「田原さん、あなたはジャーナリストでしょう。そんなこと言っていたら笑われますよ」と返された事があったが、そのころからバブル崩壊が始まったという主旨のことを言っていました。「喉元過ぎれば熱さ忘れる」といって人間の記憶は1週間前のことより昨日の出来事が優先され1週間前の事は払拭されていきます。でも何かが起こった直後に言ったことの方が事の実体をを反映していると思います。よって何かあったとき最初に言った言葉こそが、その人の考え方・人間性・分析力が分かると思っています。ですので毎日のようにテレビに出ていて発言内容が少しずつ変化していった場合、心理トリックで最初からそういっていたかの様な錯覚に陥ります。例えばマジックでも、あまりにも常識から外れた現象をマジシャンがやってのけてしまうと「この人は神ではないか」と錯覚してしまう人もいます。(実際Mr.マリックの元にそうした人が押しかけたことがあるそうです)そのくらい人間というのはダマされやすい生き物であると考えます。
しかし私は最初の方の発言を覚えているのでコロンボ警部補なら「あの、ちょっとよろしいですかぁ?貴方は最初に私に会ったときにこういう言われたんですよ。でもその後、話が変わっている。そこんとこが気になりましてね。」といった場面が多くあります。相棒の杉下右京警部なら「細かいところまで気になるのが僕の悪い癖」古畑任三郎警部補であれば「あの一ついいですか?おかしいじゃないですか。」という様に人と違った或いは見逃しがちなところが気になる性格なのだと思います。例えば最近で言えばヒラリーさんが故・ロバート・ケネディ氏が68年の大統領選で民主党の候補指名に向けた選挙活動を展開しカリフォルニア州予備選での勝利直後、ロサンゼルスのホテルで銃撃されて死亡。民主党内の足並みは乱れ、本選で同党候補のハンフリー副大統領は共和党のニクソン候補に敗れていた事をにおわせ後に「事実を言ったまで」と訂正しました。後者を本心と捉えるか前者を本心ととらえるかと言ったとき私は前者こそ本音であると考えます。