大東亜戦争から太平洋戦争、次はアジア太平洋戦争?43
世界最強の軍隊とは
世界最低の軍隊とは
というジョークがありますが私は的を得ていると思っています。それでは韓国は何が当てはまるのでしょうか。
戦後、初代韓国大統領の李承晩は韓国学生が過激なデモをして暴動化していったことから、アメリカに亡命してしまいました。その後、朴大統領(1963-79在任期間16年)は 軍の抗争で死刑判決を受けた事もありましたが北朝鮮の情報に通じていた事と共産党の内部情報を提供することで死刑を逃れた人物で後にKCIAを創設します。朴大統領に対しても、初めのうち2、3回学生が起ち上がってデモをしました。世論は学生は純真だと思っているので大衆はこれに同情を寄せましたが朴大統領はその原因を知っていて背後で学生を踊らせている400人ほどの教師を逮捕追放すると、それ以来、学生は暴動を起こさなくなりました。その点、日本の政治家は全学連が暴れても洗脳している中枢を見抜けなかったということになります。
日本に駐留していたアメリカの戦闘機部隊が三沢基地を離れ韓国へ移った時、当時の中曽根防衛庁長官はアメリカが軍事費の削減を目指して在日米軍を縮小するに際し「米軍の使用していた武器を、そのまま日本に譲ってもよい」という意向をほのめかしたにも関わらず「現憲法に反する」という事で、その優れた米軍兵器を貰い受けませんでした。 ところが、これを知った韓国の朴大統領は、すかさずアメリカと交渉し日本から引き払った三沢基地の戦闘機部隊をほとんど無償で受け入れ韓国の防衛をより一層充実させました。
この時点で私の考える世界一の軍隊は
だというような気がします。
何故かというと朴大統領の軍事政権が16年なかったら北朝鮮の謀略で韓国が赤化し日本が戦場になっていても不思議ではありませんでした。朴大統領はタダ同然で三沢基地で使用していたアメリカの最新兵器を手中に納め北朝鮮に脅威を感じさせ続けるだけの力量があったことになります。 防衛庁長官の任務は「谷川に堤防 海に防波堤 国家に国防」を充実させることです。米軍が譲ろうとする武器を、どうして韓国が手に入れるのでしょうか。日本が三沢基地、つまり領土を貸与していながら家賃収入もなく商品製品まで韓国に持って行かれる。過去には伊藤博文が日本は韓国に現在の金額で80兆円も資本を投入して回収は殆どされていない。その上に、これだから訳が分かりません。
さらに両国の為政者の力量をみると日本の政治家がいかに劣っているかが分かってきます。佐藤政権下の日本では莫大な資金と技術を提供して韓国に地下鉄を設置することになりました。さほど必要性に迫られていないのに、なぜ地下鉄を設置するのかというと「来たるべき原水爆戦争に備え地下避難所を兼ねて地下鉄を整備しよう」としていたからでしたが本家の日本本土には、そのような施設はありませんでした。
また国内であり余った米を支払いの催促なしで、ただ同然の値段で韓国へ輸送しました。韓国では、そのただ同然の日本から輸入米を使ってカキモチを作り、それを日本に逆輸出し日本のデパートで売り出していました。以上のように日本の政治家より韓国の政治家の方が遙かに有能です。
それにしても世界の枠組みが変わったんですね。日本は中国なしでは口に入れる物に始まって、あらゆる面で協調しあっていかないと無理な状態になってきました。つまり文鮮明の共産党にかつとする勝共連合は意味を成さなかったわけです。中国は変わりました。いえ変わらざるを得ない状況になったのです。情報が地上波だけでなく衛星放送、そしてネット時代と移り変わると情報統制が取れなくなり中国国民はアメリカの様子も日本の様子も手に取るように分かる時代になりました。つまり豊かなくらしを望むようになったのです。共産主義で豊かな暮らしは得られないとなると人々は資本主義を望みました。人口大国中国を一党支配体制の共産党が抑えられる事は最早できなくなりました。文鮮明率いる御本家も中国と上手くやっていかなければならないと考えているでしょう。何を言いたいのかというと信者が神と祭り上げた文鮮明はたかだか半世紀先の時代も読めなかったという事実が露呈している訳です。仮にも神を自称した男に先見の明が全くなかったという証明です。 北朝鮮は将軍様・金正日体制が一体いつまで持つのか分かりませんが、もし北朝鮮と韓国が併合した時、果たして韓国一国で北朝鮮を救えるんでしょうか。中国は政冷経熱で経済は資本主義に政治は相変わらず共産主義ですからね。アジアとしては日本がしっかりしないといけないんですが今の政治家に自国に加えて韓国・中国・アジア諸国を牽引していく力があるんでしょうか。