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AIGの問題

AIGのボーナス支給が問題になっています。
アメリカ市民団体も『貧しくて正直な私たち納税者達をどうしてくれると』と書いたものを肩からぶら下げて抗議集会に余念がありません。穂本円換算17兆円も注ぎ込まれていますが、418人の人が受け取りましたが。一人一億円近くのボーナスが73人にも支払われていました。前述したように418人に支払われたボーナス。しかし52人は、もう辞めてしまっていました。
 しかし、民主主義と法律の国には、道義的責任という美意識は欠如しています。
 全世界にサブプライム問題を証券化してタ垂れ流しにしてもアメリカ政府も、アメリカ国民も謝罪はしていないようです。もし、これが日本であったら、政府は世界に、先ず謝罪すべきではないのかと、の意見だとか、どうやって世界に理解を求めるとかの、風潮が起きてくるのではないかと思っています。これが、中国になると少し話が変わって三国志を書いた北方謙三さんの意見だと、中国人は、もっと鷹揚としていて、子どもか孫の世代で穴埋め出来れば良いと考えるようです。北朝鮮は、オウムみたいな国ですから、又しても、日本が北朝鮮を嵌めたとでも言う事でしょう。このように、お国柄があると思っています。今回のAIG問題も、実に雑で、日本であったら、論じるまでもなく、ボーナスはカット前提の資金投入の筈でした。しかし、アメリカの場合、ガイトナーバーナンキAIGがボーナスを貰える事を知っていての措置でした。思いますのに、アメリカの上層セレブ階級は、みんなが知りあいで飲み友達ですから、しかし、米下院はAIGに対しボーナスの9割に税金を課す法案が異例の早さで可決されたのは、道徳とか道義的問題ではなく、更にAIGの株が下がったら、大変な事になるという経済的問題が根幹だと思われます。それにしても、起きるべくして起きたからこそ、スピード可決されたのだと思います。アメリカの経済は、日本のバブル崩壊を研究しているから、大丈夫と言っていた。経済の権威のような先生が豪語していましたが、世界一の経済大国としてはとても雑で、そもそも、格付けをする会社を格付けする会社が必要ですが、アメリカではないところにお願いしたいものです。

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