一生懸命だから、頑張って欲しいな。
一生懸命だから、頑張って欲しいな。だけど分かってないんだよなぁ、と思う人がいます。
社民党の福島瑞穂さんを見ていると、そう感じることがあります。きっと福島さんの事ですから、横田さんご夫婦の拉致家族の事を考えると、他の政治家よりも熱心なのではないかと思います。ただ、根幹が分かっていないと思います。
何故、北朝鮮が日本人を拉致したのか、彼らは日本人を鬼として教育しています。でも、それは嘘です。鬼ヶ島の鬼の子を拉致したら、鬼どもが押し寄せてくる口実を与えるようなものです。つまり、口では何とも言えますが、実は日本人を甘く見ている訳です。
しかし自国の国民には鬼として教育している。つまり一粒で、それこそ三度おいしいキャラメルが日本です。時々刻々と弾道ミサイル打ち上げのXデーが近づいてきています。これから日本は、それ一色になっていきます。北朝鮮では幹部達が、ワイン片手に日本の報道を傍受して笑い転げていることでしょう。それも、これも、どうしてそうなったのか。
以前の社会党と共産党が非武装中立のスタンスを取ったからです。社会党も共産党もそして、日教組も北朝鮮が大好きでした。その大好きな北朝鮮が、非武装中立のパイオニアである。故に北朝鮮を標榜するのならまだしも、北朝鮮が誇れる産業はミサイルと偽札と覚醒剤だけです。拉致被害者の家族は北朝鮮を標榜している当時の社会党や、現存する共産党に出向き、交渉の窓口を
依頼しましたが、頭から、「北朝鮮は、そんな事していない」と決め付けていました。
土井たか子さんなどは、その筆頭で、その地盤を引きついただのが福島さんだったと思っています。土井たか子さんを『憲法と寝た女』と揶揄しますが、まったくその通りで、アメリカが作った憲法(09/3/4⇒サンデープロジェクトを見て⑧)命で、政府が認定した拉致被害者17名(横田めぐみさん、田口八重子さんを含む)の他に拉致の疑いが高い特定失踪者は30人拉致の疑いが否定できない特定失踪者は250人以上と言われています。
横田滋さん横田早紀江さん夫妻は、「アメリカ頼みではなく、日本政府が北朝鮮をテロ支援国家に指定する方法もある筈」といっています。福島さん、社民党の見解を聞かせて下さい。
結局、彼等は殆ど人生を棒に振った人の一人も救い出せませんでした。
憲法を護って国を危うくした人達です。本来であれば、社会党議員は全員北朝鮮に行き、全員がガンジーになって人質の返還要求をするくらいの事をして「なるほど、知行合一で言っていることと遣ったことが一致している」と言えます。
構造改革の提唱者 中谷巌さんが、『竹中平蔵君、僕は間違えた』と文藝春秋3月号で、近著では「資本主義はなぜ自壊したのか」で懺悔録を書いています。しかし、社会党の残骸のような党になってしまった社民党こそ懺悔録を出すべきではないでしょうか。特に北朝鮮を擁護し続けたきたのは自民党ではなく、社会党でした。
長いこと、自国の国民の生命を軽視してまで、北朝鮮を標榜してきたのですから、身体はって、人質に奪還に行くか、それともミサイル発射停止に談判にいくべきではないでしょうか。共産党の小出さんも、「打つべき事を政府はやっていない」といっていますが、どの口で言っているのかと思います。
私たちは間違えた。
北朝鮮を標榜してしまった。そして子供達に間違った教育を施していたと公表すべきだと思っています。間違える事は誰にでもあります。問題は、間違えた事を表明せずに、後生がそれを正しいと思ってしまう事です。自民党も、民主党も一緒くたに問題にして満悦なのが理解できません。