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ゆうき蘭の未来予測

  堀 紘一さんが「20年後は厳しい」と言っていました。

 東京大学から、讀賣新聞三菱商事を経て、ボストンコンサルタントという輝かしい経歴のお方ですから、データも相当お持ちだと思います。他方で堺屋太一さんは「舵取りを上手く取れば、今年から復活する」といっていました。

 その堺屋さんは、「サブプライムローンは、まだ、これから問題が起きる」と、昨年の半ば頃にいっていましたから、それは当たりでしたが、小渕さんは1937年産経済企画庁長官の時は「夜明け前頃。もう大丈夫だ」といっていましたが、小泉さんになったらニッケイダウが13000円から7600円くらいまでさがりましたから、出口のないトンネルはないといっていました。出口から出ようとしていた汽車は逆送してトンネル内に戻ってしましましたから、これは大ハズレでした。

 現在のバーナンキFRB議長の前のグリーンスパンさんはマエストロとまで言われましたが、当時の政策こそが間違でした。ですから、私は「肩書きに騙されるな。言葉に騙されるな、口は重宝、何とでも言える」をブログのポリシーにしています。

 それで私の結論ですが、私は20年後、日本は良くなると思っています。色々と意見はあると思いますが、それは20年後に分かります。ですので私は20年後に今書いているブログそのものを改めて出して、私の方が先見の明があったという証拠にしたいと思い、ここにアップしますので、反対だと思う方は、どうぞ証拠として保存しておいて下さい。

 ノンフィクション作家の澤地久枝さんが、「人を評するのなら、自分もそのリスクを追うべきだ」と言っていました。これはご最もだと思っています。もっと言うと、私は20年も掛からないと思っています。10年後には明らかになっていると思います。

 未来のこと分かりませんが、テポドン北朝鮮の計算ミスで、東京上空に落ちてきて、世界大戦が起こると言う小説もかければ、そのことで、アメリカが日本は失わない方が良い。ゼネコンはサブコンがあってこそのゼネコンということで、オバマ政権が嘗て、1996年の台湾総統選挙の際、中国はアメリカ寄りの李登輝(リとうき)が台湾総統に選出されないように、台湾国民を威圧する為に台湾近海でミサイル演習をし、米の第七艦隊の空母、2隻を派遣したことのコピーをするかも知れない。

 そうなれば経済どころではなくなってくる可能性もありますが、如何なるヒーローも時代と共に主役は変わり、ローマ帝国も滅んだように、日本で言えば、徳川幕府も外圧で滅んだように、国であっても同じで、大昔は「全ての道はローマに通ず」と言われたローマ帝国。世界の三分の二を制覇したモンゴル帝国。近年では大英帝国と言われたイギリスも、そのポストをアメリカに譲りました。しかし、これから再び、アメリカが嘗てのアメリカを堅持する力を有する事は、とても難しいと思います。

 世界は共存共栄を第一に掲げないと、地球が持たなくなってきています。昔と違って兵器がより強力になり、地球自体に影響を与えるまでになってしまっているからです。こうしたことにマッチするのは、狩猟民族の西洋よりも、海彦、山彦が居る日本人や、天道廃れて仁義有りの4000年の歴史の国がある東洋にこそ巧妙があります。

 自然との調和の精神は歴史のある国に一理も二理もあります。
日本は明治維新で様変わりしましたが、世界の維新が現在です。恐らく、その事は後になって、世界の維新の時代が、当時であったという時代に私達は生きていると思っています。

 第二次世界大戦の後、世界はアメリカ陣営とソ連陣営に分かれました
結果、ソ連陣営が崩壊して、領土が狭まり、ソビエト連邦からロシアに戻りました。それで世界のOSは資本主義で動くのかと思いきや、そのスクラップ&ビルドscrap and buildの資本主義も行き詰まり、ロシアが些か復興していますが、人・地・天の西洋主義から天・地・人の東洋精神が復興して来るのが現在だとおもっています。

 つまり、今の不況は世界の標準OSが西洋の主義では賄えない状況からの不況です。現に今、アメリカが金融ショックを和らげるためにしていることは、日本がバブル後にしている二番煎じが殆どです。堺屋さんのところに去年まで話を聞きに来ていたアメリカ人は、日本は随分と先回りしましたねと言っていましたが、今は、その後、日本はなにをしたんだに変わってきているといいますから。

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