自民党か、民主党か
世の中には、様々な人がいます。しかし、札束で焚き火をした人は居ません。金は重要な物であることを知っているからです。
それでは、どこに金を落としたら、より効率的に還元できるのか。これは、簡単な事ではありません。当然、民主党は自民党案にケチを付けています。しかし、民主党議員で、政治の裏も表も知っていて、尚かつ、選挙に強い人といったら、ダントツ、ブッチ切りで、小沢さんです。
その小沢さんは政権交代して霞が関主導の官僚体制を打破するといっていますが、それだったら、今から20年も前に体力、気力、知力が充実していて、史上最年少で自民党幹事長になったときに、手をつけなかったのは何故でしょう。
20年も経過してからやる気になっていたのか。霞が関用語辞典が必要なほど、てにをはで意味が違ってしまうという霞が関文学のトリックを曝こうというのに、ご自分の事務所の単式簿記でさえ、キチンと記帳していなかったのを見抜けなかったのですから、小学生の足し算、引き算の帳簿を読み解けない人が、サイン コサイン、タンジェントの込み入ったトリックを曝ける道理がありません。
何を言いたいのか。つまり、何処に金を落としたら、有効が分かるくらいなら、何処に投資したら、資金回転率が良くなるのかくらいの難問です。そもそも、たった2兆円の定額給付金で、散々駄々を捏ねていて、自民党より多い補正予算を提示することこそ、先が読めていない証拠です。
ところで、麻生さんと鳩山さんで 小康状態になっています。突発的な事項がいつ起きるか分かりませんが、そろそろ、小沢さんの大久保秘書の公判が、どちらの陣営の『敵失(テキシツ)』になるのか。
検察も国民から、「何故、小沢事務所だけであったのか」という疑問もあって、それなりの証拠を出さなくてはなりません。しかし、初公判の日が、伸び伸びなのは、どういう事なのでしょうか、どうも、献金問題の進展状況がどう影響してくるのかといったところでしょうか。