『小さな親友』のコメント、有り難う御座います。
>投稿者 紙本さん
何だか心温まるお話でした。題が親友というのもいいですね!
実は私は三日前にパソコンを購入したばかりで、殆ど暗中模索と言っていい位です。何とか文章が打てる位で・・・。
私も小説を書きたいと思っている矢先、偶然あなたの本を読みました。丁寧に心情を綴られていて、好感を持ちました。
ゆうた君の気持ちがじいんと伝わってきました。私もあなたの様な作品が書ければいいな、などと思っています。
長くなり,すみません
こちらこそ、コメント有難う御座います。実は、ブログにアップしたものは全編100ページ(原稿用紙換算枚数)の内の一部です。それを呼んで頂き、感謝いたします。(『小さな親友』はカテゴリー小説にあります)
私は、作家を目指して修行中の身の上です。それで、他の人の作風も気になるので、読むようにしているのですが、私の文体は良く言えば個性的、悪く言えば癖があるのかなと思っています。
私の特長は、会話が多いことです。それに対して他の小説は、会話が少ないように思います。小さな親友は、父の実体験を聞いて創作したもので、モデルは悠太と言う少年でしたが、小説では裕太としました。
父が、「歳を取ると、自分の可能性がなくなってくる分、小学生の男の子が気になると言いました。この子達が、日本を背負っていくのかという思いに駆られ、見かけると『おい、頼むぞ』と言いたくなる」といっていました。
でも、今の時代は、「知らない小父さんとは口をきいてはいけない」と教育されている時代なので、何かキッカケがないと話すことが出来ません。それで、主人公の石川哲弥に、小説では、その思いを語って貰う形を取りました。虐めにあっている裕太に石川が伝えたかった事、それは「耐えて耐えて耐えて入れば、やがて時が過ぎ、季節が変わり景色が変わってくる」というものでした。
石川は死んでしまいましたが、小さな親友であり、石川の弟子だった裕太は、耐えることの大切さを知って、どこかで今日も、頑張って生きていると思っています。
「苦は反発の原動力となる。苦痛は自己鍛錬の道場とせよ」
果たして、一人前に自立することが出来るかどうか分からない私の座右の銘を、石川に語って貰う事で、私も勇気づけられるような思いで書いていきました。
これからも、時々お立ち寄りいただき、コメント頂ければ幸甚で御座います。