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日本の、これから

  NHK「日本の、これから」ディレクターの須原直人といいます。「日本の、これから」は一般市民による生討論番組でこれまでに「憲法9条」「いじめ」「年金」などの問題を取り上げてきました。現在3月放送の「どうなる日米同盟」の準備に当たり、全国の方のご意見を伺っております。ブログを拝見しましてご意見を伺いたくメールいたしました。アンケート形式にしたものを用意しております。ご協力いただけるようでしたらメールいただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。      

須原様、メールを頂き有難う御座いました。
日本の、これから』という番組は、いつも拝見させて頂いております。前回の「自殺者3万人、どう命を守るか」は、とても考えさせられました。

12年連続3万人を越える自殺者とは36万人以上の自殺者。それは、現在の品川区民36万2500人に匹敵する数です。日本の敗戦は、人類史上の最悪のゲルニカからの出発でしたが、神武景気岩戸景気いざなぎ景気の中で10年で最早、戦後ではないと言わしめ、次の10年で世界で二番目の経済大国になりました。

 何故、そのような事が出来たのか。それは日本国民が全員一丸となって脇目もふらずに働き続けた結果であり、世界は『東洋の奇蹟』と日本を賞賛しました。それから45年、万年2位から間もなく3位に転落します。平成元年生まれの私の世代は物心ついたときから不景気で、一度として好景気というものを味わった事がないので、三位になっても「次は、どこの国に抜かれるのだろう」としか感じていません。

心の持ちようが考えを決め、その考えが行動に表れると考えています。正しい行動には正しい結果が、間違った行動には間違った結果が表れてくると思います。日米同盟というと、大半の人が戦争・防衛という括りで見ると思います。 現在、私は経済や日本の歴史について調べ、そこから感じた事をブログに書きながら職業作家を目指して奮闘中の身ですが、金持ち喧嘩せずという言葉があるように、戦争は自国が経済に行き詰まり他国も経済が行き詰まり、国同士が外交で決着がつかなくなったときに戦争となります。ですから条約とは最終的には防共協定ですが、経済こそが最初の要因です。

よって日米安保は軍事同盟以上に経済同盟の側面があると思っています。私達の世代は新成人になりましたが物心ついた時から不景気なので未来も暗いに違いないと思いこんでいます。日米安保、そんなものより自分の明日の方が専決だと他山の石のように見ている現状があります。つまり成人式をしても大人の視線で考えたくないという人が大半だと思っています。アンケート用紙を、お送り頂ければ無い知恵を絞って、新成人の一人として回答させて頂きたいと思いますので宜しくお願いいたします。

 『日本の、これから』の番組スタッフの皆様方のご健勝を祈願しながら、末筆とさせて頂きます。 

勇気凛々のブログの読者の皆さん。今年は新日米安保条約から50年目です。ご意見がありましたらコメント下さい。

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