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クロネコヤマトが大陸に

中国人留学生が日本の製造メーカーを見て驚くのは、バンパーの裏側まで磨き上げることです。何故そこまでみかくのか。これは論理ではないので返答に困りますが、「それが製造業の誠意だ」と言って教え込むと徐々に日本イズムを理解するそうです。

我が家は郵便物の殆どをクロネコヤマトに頼んでいます。料金は安いし、届いた事がネットで明らかになるので重宝しています。困るのは、小説を投稿する時です。消印有効と書いてあるのでクロネコヤマトを使わずに郵便局にだします。

宅配便で有名なヤマト運輸は この度、中国に進出しました。
物流というのはサービス業をモットーに展開します。中国は人件費も安いですし、土地も安いので10年程前には多くの日本企業が中国に進出しましたが、日本の技術を盗み海賊版を作りました。それで日本に引き揚げてきているメーカーが多いのですが、マインドは盗むことが出来ません。

徹底した社員教育をして中国全土に宅急便を廻らすときが来ると感じています。彼等は運転手ではなくセールスドライバーと言います。車の状態から乗り降りまでマニュアルに添って中国人に教えます。「接客」もシュミレーションをして徹底しています。例えばクール便などは中国の殆どの人は知らないので「お早めに冷蔵室にいれてください」と言うように、サービスの意味を教えています。

最初は厳しさに戸惑っていた現地の社員も段々と丁寧な対応になってきているそうです。何しろ、交通渋滞で時間が守れず、配達時間が遅れるのは当たり前な中国ですから、ヤマトの親切丁寧な接客は好評なのではないでしょうか。

そもそもヤマト運輸は小さな会社でした。大手の日通がトップで、郵便局も小包事業はしていましたが規格が五月蠅くて煩わしかったところにヤマト運輸は田舎のお祖父ちゃんやお祖母ちゃんが東京で生活している孫に荷物が送れるようなシステムをひいてクロネコヤマトの宅急便は市場を広めていった経緯があります。

しかも、前述したように真心という奪えないものでのサービス業を目指しているので大いに中国では成功するのではないかと思っています。

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