尖閣ビデオ
尖閣諸島の投稿動画に関するニュースが日本中を駆け巡っています。
政府は犯人捜しに躍起になっているようですが、現代の鼠小僧のようなもので、金が絡まないだけ1968/12の三億円事件よりも清々しさを感じます。
菅さんをみても仙石さんをみても全く冴えません。その最大の理由は彼らはユーチューブを知らないからです。聞いたことくらいはあるかも知れませんが、恐らく意味は掴めていないでしょう。全く分からないのに分かったようなフリをして受け答えすることにホトホト疲れていると言った印象でした。
口は重宝、何とでも言えるので、小沢さんはテレビは嫌だとばかりにニコニコ動画で1時間半近く喋りました。中国には言いたい事を言った方が言いと発言しましたが、江川紹子さんは切り込むのかと思ったら小沢イズムに染まっていました。
中国に行くなとはいいませんが、物事の筋道通りとして唯一の軍事同盟国であるアメリカにまず行って、その後で軍事同盟のない中国にいっていたら小沢さんの行動にも理解できました。しかし米をパッシングして中国にいった小沢さんが菅政権を批判することに抵抗を感じます。
又、政治資金で土地を購入した事については法律違反ではないといい、公表した文章の日付が違っていると突っ込まれていましたが、他にも様々な土地を持っていて間違えたといいました。しかし、その言い訳は明らかにFDの改竄と一緒で間違いなく偽造に近いものでした。
そういう訳でユーチューブでアップされた元の動画は削除されましたが、当然テレビでも放送しているという事は一度流れてしまえば消しても意味はありません。マスコミは政府の規制が掛かったのか知りませんが、兎に角、一斉に報道したことにより最早妨害は意味を成さなくなりました。
管政権と仙石さんへの批判。直ぐ公開すればいいものをしなかった事への非難。セキュリティの問題が言われています。しかし一般国民にとっては「senngoku38」という人に拍手を送っている訳で、この辺は付け焼き刃的な発想でしょう。
中国政府が隠そうとしても隠しきれないインターネット、つまりノーベル平和賞を中国当局が11年の刑に処した人に与えられた事実も世界に散らばっている中国人はしっている筈です。これが将来、大きな問題になってくるでしょう。今回の尖閣衝突ビデオもそうです。
このように誰が決済しているわけではないのに見事に展開しています。ただ、この先、何と言っても中国イズムを継承する菅さんと仙石さんが荒波を乗り越える事は無理で、おまけに小沢さんの問題があって民主党は益々支持率を落とすのではないかと思います。