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ウィキリークス

   内部告発ウェブサイト「ウィキリークス」が暴露した米外交公電によると、"イランが核兵器開発に成功した場合、エジプト、サウジアラビアも自国防衛の為に核開発に着手する可能性がある"と米国にいっていたことが分かりました。

 イランはシーア派が優勢、サウジ、エジプトはイスラム教のスンニ派が優勢ですから、当然そうした動きになります。そして、サウジ、エジプトが核を保有すれば中東各国による「核ドミノ現象」が起きて、どの国も核を持ちたがる事になっていく懸念があります。

 それにしてもウィキリークス(世界中から内部告発を収集)とは何ものぞと思っている間に、どんどん増殖しています。

 因みにウィキリークスとは――。 

 ウィキリークスは2006年にスタートしたサイトで、創設者のアサンジ氏のほか、各国のジャーナリスト、ベンチャー企業の技術者、反体制運動家などによって運営されている。サイトは寄付によって運営されており、1日にロンドンで行われたパネル討議に出席したウィキリークス広報担当者によれば、2009年以降で80万ドル程度(約6600万円)の寄付が集まっているとのこと。これらの資金は、サーバー運営費用などのほか、裁判費用に使うとされている。運営自体はボランティア的だが、必要な経費は寄付によってまかなっている。

 ウィキリークスWikiLeaks)は名前からして、インターネットの百科事典サイト・ウィキペディアWikipedia)と関連があるように誤解されがちだが、まったく関係のない別のサイト。

 情報コンピュータ社会とは秘密が作れないメディアです。何しろ裏帳簿用のPCというのは論理的に持つことができますが、それは例えばカラーでみるものをモノクロにしてみるというようなもので、感性が秘密を隠せません。正にマクルーハンの『メディア・イス・メッセージ』の時代が到来している感です。

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