国と個人
今週の月曜日、金賢姫の実録ドラマを放映していました。
英語、日本語、朝鮮語、中国語と4カ国語をマスターし、兵士としての訓練も積み三日間土の中に潜るという過酷な試練を金賢姫は受けました。
もし彼女が同じ朝鮮民族でも韓国に生まれていれば女優でもニュースキャスターにもなれる才女です。でも国自体が悪いと優秀な一個人であっても、もっとも邪になってしまうという印象を強く持ちました。
森光子さんが「国が平和なら、何とか生きていける」と言いましたが、現代日本は国はどうであれ、個人は幸せにというのが党是かと思うような状況ですので矛盾が発生しています。
裁判でも全て真実を言いなさい。しかし自分に不利益な事はいわないでいいというものに誓いを立てます。でも、それはその時だけ俄キリスト教徒になるようなもので、しかしキリストが果たして自分の不利な事をいわないでいいと説くだろうかと思います。
尖閣でも事件が起きた時に、すぐにテロップを流して速報臨時ニュースとして配信すれば日本は瞬時に躊躇なく国民に知らせる国だという事になり、それも一つの抑止力であり世界にアピールする事ができるチャンスでした。
未だに全てを公開していませんが、一説では中国人が日本人に銛を突き付けた場面があるという話があります。公開しない理由はその辺に関係があるのかもしれません。