列島を襲う異常気象
今、政治番組の視聴率が上がらないそうです。
国民はもう辟易している訳です。時間を割いてみても、意味が分かんない。その反動で、訳が分かる池上さんの人気があがりましたが、その池上さんも3月にはレギュラーを降りるそうですので、その後はどうなるのでしょうという最中です。
お笑いの漫才から、雛壇芸人を揃えてのバラエティーに再び戻る公算が大です。今、民放は制作費の掛かるドラマを倦厭しているから尚更です。しかも、新作はコントロールやLADYというように、何故か申し合わせたように、心理学を駆使して犯人を追い詰めるという同じ内容ですから、これはつぶし合いで更にドラマの視聴率を下げることになります。
そういうわけで、さんま、紳助、たけし、所さんが花盛りで更に加速されそうです。政治は不安定、伝えるテレビ局も定まらない訳ですが。こういうとき、怖いのは苛々が募った国民の欲求不満のはけ口です。
それを目的にして発散させたのがオリンピックで、最近ではサッカーというようになりますが、人々の苛々はかなり募っているので、それでも解消できないという状況にあります。古来、中国では、天変地異が多発すると「朕の不徳の致すところ」といって帝は退位したり元号を改めたりしました。人智に対する神知というものなのか、科学的に連環連鎖は証明するのは大変でしょうが、何故か人災が天災を招いているのは統計的には出てくるようです。