太平の眠りをさます上喜撰（高級なお茶）たった四はいで夜も寝られず
現代の日本人の心の神話が、どんどん打ち砕かれています。
話せば分かると決めつけていたメンタルティーも、話し合う隙もなく押し寄せた軍艦を改良した中国漁船。『太平の眠りをさます上喜撰（高級なお茶）たった四はいで夜も寝られず』と同じで、たった一隻から様相は一転しました。
「最低でも県外、出来れば国外」の公約は、一体何であったのか。その呆れるばかりの対応。そして『東北関東大震災』。果たして、天下国家を語る偉大なる一兵率の小沢様の旧選挙区が、これだけ痛めつけられているのに小沢様は姿を隠されています。
ヒトラーが悪戯に戦況を伸ばし、愛人エヴァと二人だけで生きのびようとしているのを目撃したとき、それを見ていた将校は「俺はこんな男を立てていたのか」と愕然としますが、口は重宝、何とでも平時の時は言えますが、有事のときこそ本性が明らかになるもので御座います。
これで小沢問題は飛びました。この国は国民より小沢様お一方の方が大切な国なのかと首を傾げましたが、今後、「もう小沢さんはいいから辞めて」という感慨になっていくのではないでしょうか。
菅直人首相も、「東北関東大震災だけメドがついたら退陣するから谷垣さん力を貸して頂戴」といったら、また話は変わって事態は進展したかも知れませんが、その見極めがつかないらしくネットでは最早、村山さんみたいに何もしないほうがいいという意見まで出てきて、どうにもこの政権は持ちません。
一生懸命なのかどうかわかりませんが、有事だからこそ出来ることがあります。中国は紙幣を３倍、アメリカは２倍すっているのに日本は１０％もすっていません。日本も今なら２倍にできます。今ならアメリカも文句はいえません。最大のチャンスのときです。そうでないと日本は沈没します。
