ニュースの深層
またも激しい揺れに襲われた東北地方。一夜明けた8日午前、宮城、岩手両県の避難所では、被災者らが先月の大震災以来の大きな揺れに、不安や疲れを隠せない様子だった。
震度6強を記録した仙台市宮城野区。市立高砂中学校で、無職高沢トミさん(70)は「ちょうど寝ようとしたところで、ただびっくりして逃げなきゃと思った」と疲れ切った表情で話した。市立岡田小学校に避難する遠藤こまさん(78)は「津波警報が出たので必死に校舎の3階まで逃げた。最初(先月11日)に怖い思いをしたので、今回もとっても怖くて…」と不安を隠し切れない。
約650人が避難する宮城県石巻市の市立門脇中学校で、両親と5歳の娘の4人で生活する吉田恵美さん(36)は、防災無線で津波警報を知った。「前回は昼間だったので周りの状況が分かったが、今回は暗い中。娘も恐怖で体をぶるぶる震わせていた」と振り返る。校舎3、4階は耐震上危険だとして体育館などへの移動を求められ、朝まで階段踊り場で過ごした。「今後の見通しも立たず、もう心の中はパニック」と憔悴(しょうすい)して話した。 約260人が身を寄せる岩手県大船渡市の市民文化会館。地震後すぐ、道路より低い位置にある1階から2階に避難者が駆け上がった。2階にいた勝部美香さん(46)は「パニック状態で人が津波のように流れ込んできた」と振り返る。
一家4人で1階にいた主婦村上奈穂さん(40)も「揺れが収まらないうちに、途中で転びそうになりながら」2階へ避難。「高台に逃げた方がいい」という声を聞き、外に出て高台に通じる階段を途中まで上った。妻子と一緒に不安な夜を過ごした村上広樹さん(46)は「一番のショックはやっと復旧した電気や水道が止まったこと」と話し、「ライフラインのない生活がまた続くのか」とため息をついた。(時事通信)
昨夜の午後11時30分頃、宮城県で震度6強の地震が起きました。私のところもハッキリと揺れを感じて大きな揺れではないのですが、少し時間が長かった事から棚が落ちないように少し押さえていました。まだ1ヶ月も経たないうちに再びの大きな揺れ。震源地に近い方々は更に大変だっただろうとお察しします。
先日、紹介した上杉隆さんですが、CS局でニュースの深層という番組をもっているようで、その動画を紹介します。
【ニュースの深層4/5(火)「東京電力会見は信用できるのか」】
http://www.youtube.com/watch?v=shSO-Q-0O_c&feature=topvideos
http://www.youtube.com/watch?v=1HHraEWAMSw&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=504V2RKfRUs&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=LaKZB5USFy4
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