「市民の党」と人権救済法案とは何者ぞ⑬
都知事が定例記者会見で、なでしこジャパンに関して「11時間も飛行機乗って飛んで帰ってくるときに、幹部5人だけがファーストクラス、あとがエコノミーだったんだって。かわいそうに。訳のわからない北朝鮮系の組織に六二五〇万円も献金するのだったら、民主党の党首の菅(直人内閣総理大臣)が、ポケットマネーでも何でもいいから出してやったらいいじゃないか。せめて銀座でもパレードしたらいいじゃない。そうしたら、日本人の気持ちも晴れるし、彼女たちだって改めて祖国に帰って歓迎される気持ち出るだろうに。何でああいうこと気がつかないのか。文部科学省もばか、JOC(日本オリンピック委員会)もばか」といいました。
なでしこの選手達が都知事を表敬訪問した時も同じ事を言っています。
なでしこJAPAN×石原都知事 「なんで銀座パレードしない?」
⇒http://www.youtube.com/watch?v=HAXmUvmmXH0
こういう慶事はそうあることではありません。流石、文学の人、いいこといいます。名も無き幕下が横綱を投げ飛ばすなんて快挙は何十年に一度あるかないかの快挙です。選手達の中には、レジでアルバイトしながら行って頑張ってきた人がいます。宮殿のような首相公邸、”和室は嫌だ。麻生さんが入った風呂は嫌だ”と官房機密費から一千万も使っていらぬCO 2出して、罪人じゃあなかった在任八ヶ月の宇宙人総理ご夫婦は爪の垢でも煎じて飲むべきと私は思いました。
因みに原発については下記のようにいっています。
【記者】原発の問題なんですが、原子力発電をとめることも可能かという問題ですが
【知事】それはコストバランスの問題でしょう。何でフランスが原発に頼り切っているかっていったら、コストバランスがいいからです。だけど、日本は管理が悪いから、同じ原発、これから再開しても電力は、電気料金が上がってなかなか見合わなくて、だからこそ、天然ガス使っての発電も考えているわけだけど、日本人っていうのは原子力に関して、一種のセンチメント(感傷)ありますから。トラウマというよりもセンチメント。怖い、怖いって。 フランス人がやっていることを何で日本人できないんですか。両方とも高度の文化を持った国じゃないですか。日本なんかフランスに先んじて、はるか昔に長編小説書いている女流作家がいたんだ。そういう文化を持っている国が、文化性の高さを踏まえて、何でフランス人がやっているのと同じような管理ができないんですか。日本の役人と政治家がだめにしたんだ、原子力発電の事業っていうものを。通産省と東電と、自民党の政治家がぐるになって、利権の分配やったもんだから、ああいうことになった。そういうことです。
【記者】ええ。フランスの技術は高いというのは……。
【知事】技術じゃないんだ。技術は同じこと。日本のほうがずっと進んでいる技術を持っている。管理体制が悪いんです、管理体制が。まさに人災なんです。この間の見てごらんなさい。特に情報が錯綜して、菅君がヘリコプターで防護服をつけずに飛んでいく間、ベント、ベントっていうのはフランス語の風っていう意味です。一種のベンチレーション。その風で、堆積している水素爆発した後の汚染された空気を海のほうへ流すはずだった。アメリカも当然するだろうと思うから、空母のジョージ・ワシントン号をUターンして、一時退避した。しかしやらなかった。何でやらなかったんですか。東電はやること知らなかった。知らなかったら無知だ。通産省、それ知らなかったって無知だよ。無知な人間、原発を管理する資格はないでしょう。
知っていたことを総理大臣のパフォーマンス(防護服を着ずに意味のない視察)のためにやらなかったとしたら、それはわかりませんよ、そういう指摘する人もいるけど、そのおかげで風が変わったって。内側へとんでもない総量が飛んでいって、体内被曝した人たくさんできてきて、藁にも放射能汚染して、牛肉の問題出てきたんでしょう。これ、人災ですよ。結局、人間が間違った組織をつくって、間違った管理体制をつくったから、被害が広がったんだ。
【記者】その場合に。フランスと日本と、比較なさっておるようですけれども、日本の場合は地理的な条件っていうのがものすごく違うんではないかと、例えば活火山、活断層たくさんありますし、それから……。
【知事】そんなものはわかりきったことです。しかしフランスは海がないんだ、ほとんど。みんな内陸に作っているじゃないですか。内陸はもっと危ないんじゃないの、人間が近くにいるんだから。だけど、ちゃんと管理しているじゃないですか。高速増殖炉なんか日本、非常に進んでいて、僕は「もんじゅ」はもっと続けてもらいたいと思うし、あれ必ず必要になってきますよ、そのうち。発展途上国は原発が一番コストが合うし、それで産業を興したい。だけど、その管理をちゃんと教えるノウハウを日本は持ってない。フランスはそれを持っているから、これからの原発の競争だって、フランスは非常に有利になるんじゃないですか。日本もそういうものを反省しない限り、堂々と物を売れないと思います」
私が政治家を小説で描くとき、どうしても石原さんのイメージが出てきます。小沢さんや鳩ぽっぽさんの様子では、かっくんかっくんとしてどうしてもスムーズな会話になりません。菅さんに至ってはフレーズも出てきません。まだ、小泉さんの「痛みに、耐えて耐えて耐えまくっていれば、大丈夫、そのうち慣れます」と本当にいったかどうか知りませんが、ニュースペーパーの松島さんのイメージの方がイメージが湧きます。
別に石原ファンというわけではないのですが、心に届く大和言葉が匠です。このままだと中国の五星紅旗が六個になるよなんていうのも分かり易い例えですし、嘗て、余人の力をもってかえられなければ身内の力もかりますとか、小沢さんが石原さんを嫌っているという談では「無上の光栄ですな」と切り返す。石原さんを”てっぺん野郎”といった人がいましたが、不遜がなければ総理にもなれたのにと思います。面白くないと直ぐに怒っちゃうんですよね。そこだけは鳩ぽっぽさんになって「国民の皆様のお怒りも、ごもっともだと思いますが、信頼して、もう少し待っていただきたいと思います」と福助人形のように膝に両手ついて、頭を下げられると、そうか、待つかあなんて気にもなりますが、「君、もう少し、勉強してものいってくれよ」なんていうからいけません。
都知事選では東国原さんが立候補、師匠の武さんは当然、東国原さんを応援。ところが
http://www.youtube.com/watch?v=J8stjJypbgI
■MSN産経ニュース■2011.3.21 21:35
石原知事は、被曝(ひばく)覚悟の活動を「まさに命がけの国運を左右する戦い。生命を賭して頑張っていただいたおかげで、大惨事になる可能性が軽減された」と称賛。さらに、「このすさんだ日本で、人間の連帯はありがたい、日本人はまだまだすてたもんじゃないということを示してくれた。これをふまえて、これにすがって、この国を立て直さなければいかん」と声を震わせた。
活動報告会に参加した隊員の一人は「あの強気の知事が涙を流して礼を言ってくれた。上から物を言うだけの官邸と違って、われわれのことを理解してくれていた」との声。
後に、東国原さんの師匠であるビートたけしさん曰く
「あの、あの、石原が、オヨヨと泣きやがりました。それでうちの東(東国原)がおこっちゃいました」と見事なコメント。
http://v.youku.com/v_show/id_XMjU4MTQ1MzY4.html (93分あたりから都知事への野望と挫折と題して、たけしさんが解説しています)
そう、リーダーは千両役者でないといけません。そういえば小泉・竹中ラインの竹中平蔵先生の話も真剣にききましたが、何一つ思い出せませんね。あれだけ多くを語る機会があるのに、何も心に残らないというのも特技というか政治家の資質なのでしょうか。