共産主義の実態③
サイバー攻撃 防衛産業狙った“戦争行為”だ(9月21日付・読売社説)
日本の防衛の基幹企業は三菱重工業です。
戦争放棄を日本がしていなければ、三菱と日立、東芝は当然、軍需産業に進出し、彼らがつくる戦闘機、空母は、車がトヨタ、ホンダになってきているように当然、世界を席巻していたでしょう。それは低燃費で故障がないのですから、世が世であれば三菱重工がトヨタより知名度があったかもしれません。当然、ホンダも飛行機とかにも進出してくるでしょうから世界の防衛地図は変わっていたでしょうね。それはやっぱり原発を説くのであれば、原発の親分の核を研究しているところに一日の長以上のものがあります。
同様に日本が戦闘機、空母を造れれば当然、その技術は車にも活されます。スバル、富士重工は嘗て中島飛行機と言われていました。戦後、飛行機作りの技術を生かして、スバル360を世に送り出しました。ワーゲンがカブト虫と呼ばれたのでテントウ虫といって人気を博しました。スバルの水平対向エンジンとか、今、乗用車というと前輪駆動が主流ですが、そもそもはスバルが先駆者です。それもこれも飛行機の技術が活かされていた訳です。
さて話は三菱重工でした。日本を代表する防衛産業の三菱重工に標的を絞ったサイバー攻撃を三菱重工業がうけていました。無論、敵国が欲しいのは日本の技術であり防衛マップです。とすれば何処の国なのか、最初に浮かぶのが尖閣を狙っている国です。三菱重工業のサーバーやパソコン約80台が外部からの侵入を受け、コンピューターウイルスに感染していました。その被害は全国11拠点に及び、潜水艦や護衛艦、原子力プラントを建造する工場も含まれているとか、読売新聞によりますと、発見されたウイルスは、パソコンを外部から操作し、情報の流出を可能にする危険なもの。現時点で製品情報の流出は確認されていないが、もし防衛機密が盗まれれば、国の治安や安全保障にも重大な影響を与えます。三菱重工から相談を受けた警視庁は、スパイ事件の疑いがあるとみて捜査を始めたらしいですが、警察にも、それ相当の人はいるでしょうが、対抗できるのかなあと思うのは私だけでしょうか。
孫正義さんはずーっと以前から、これからの国力はPCスキル×人数=国家力といっています。中国は日本の10倍以上の人口。これは量では適わない。とすれば一人あたりのPCスキルを上げなければならないのに、まったく学校はおいついていません。弟が修学旅行から帰ってきましたが、ケータイ禁止です。それでいてカメラはOK。昨日は早朝の6時から電話で、台風の影響で授業は午前中のみ給食の後は帰るという事を連絡網で回して伝えていきます。メールでいい人が大半なのに改めようとしません。
授業も基本的には学校が出来てから進歩していません。6年で教わる教育を5年で終わらせるという事は、それは勿論、詰め込み教育をさせるという事ではなく、例えば、漢字から教える。そうして読めない漢字にルビをふるようにした方が私は国語の上達は早いと思っています。書くのは大変ですが、漢字は視覚ですから藍、愛、会い、会いはあいであると覚えた方が早いわけです。同じ白い車でも子供は自分の家の車が分かるように理屈抜きに覚える力がズバ抜けています。
そういう試みは一切していません。国語と英語を同時に教えるという試みも無謀のようですが、日常の会話に英語はかなり浸透しているといいますし、そういう人間工学に基づいた教え方はしていないように思います。極論すれば、漢字さえ読めれば、かなり独学で補えます。基本は読み書き算盤。これは不変です。これができれば取り敢えず生きていくのに支障がありません。読み書きの中に倫理、倫理、道徳、忠孝仁義とかの日本主義をおり込んで、ただ読むだけでなく常に書いて習えさせればその人の身に付いて自然に性格となります。学校を出て数年たてば、忘れてしまって役に立たないようなものは捨ててしまって、先ず人物の基本教育を中心にして、それができあがったら、それからは各自、自分の目的とする職業の専門学を身につけていくようにすれば、子供達の負担がいっぺんに軽減して、その分、自分の興味の対象を追及できます。そうすると、基本がしっかりしてくるから、何故、三菱重工なのか、何故、サイバー攻撃なのかの因・縁・果を文章に出来るようになります。その通り今回の攻撃は海外からですが、やはり、感染サーバーが中国や香港などのサイトに接続された記録がありました。勿論、尖閣問題と連動していると思います。昨年9月と今年7月、警察庁のホームページに大量のデータが送り付けられた攻撃では、ともに発信元の9割が中国でした。近年、各国の政府機関や企業に対するサイバー攻撃が相次いでいます。米国は7月、サイバー攻撃を戦争行為とみなして対処する厳しい姿勢を打ち出しましたが、ようするに軍事ウォーズから情報ウォーズ、謀略ウォーズに変わってきています。既にサイバーの世界では日中の間は戦闘が繰り広げられています。
ただ疑問なのは三菱重工が8月中旬にウイルス感染を把握しながら、防衛省に報告していなかったことだとしています。防衛上の重要機密に関わる装備品の契約では、情報漏えいの疑いがある場合、防衛省への速やかな報告が定められているのにも関わらずです。こういう問題になると、直ぐに法整備が急務となりますが、旧ドイツ国憲法のワイマール憲法は当時、世界一の民主憲法でしたが、結果誰が総統になったか。
http://www.youtube.com/watch?v=_7G5GUVGNrI&feature=youtube_gdata
何故、三菱重工は直ぐに大騒ぎしなかったのか、一つ言えることは、あっけら菅首相が北朝鮮の支持団体の「市民の党」「市民の会」に金を流しているくらいですから、企業の上層部にもそう言う人がいる可能性は否定できません。何しろ、検察官が、事件をでっち上げる時代で、日本人が日本人を学ばずに、世界が求めない世界人を構成しているのですから、それは日本を攻めたい国は赤子の手を捻るくらい楽で、何しろ、日本人をスパイにするのはスパイ防止法もないのですから。
どうして、中国へのODAが減らずに増え続けたのか、それは橋本龍太郎閣下が中国のハニートラップに引っ掛かっていたというのは今から15年前です。それをしっかり精査しなかったから、更に深刻になっている筈だと思いますね。