共産主義の実態⑬
世界一位の土地大国はロシアで日本の45倍、因みに二位がカナダで26倍、米が25倍 中国も3万k㎡少ないですが25倍です。
当時のソ連は世界一の土地大国なのに大東亜戦争で日本が敗戦したことを知ると、日ソ不可侵条約を破ってシベリアから南下し樺太千島を強奪。その面積は北海道の面積にもなります。これに海がつきますから、日本は国土・領海の20%を強奪されたのと同じです。
中国共産党は土地の所有を認めていません。それで中国人の富裕層は安くなった東北地方を買い漁っています。土地拡大主義に日本の共産主義者は(2011年9月23日 (金)共産主義の実態③に詳細)肯定しましたが、私は認めません。
マルクスの説く共産主義は究極、国家を必要としません。それはそうでしょう。国家の定義を「国家の三要素」はドイツのゲオルク・イェリネック曰く「領土、領水、領空」といっています。海域は領水に入ります。領空とは雨を当然含みます。太陽と雨なくして作物は育ちません。無論大地がなければ放牧も野菜もできません。しかしこれは実に不平等です。
ソ連は日本の45倍。人口は1億4千万、日本は1億3千万とかわらないのにロシアは日本の45倍です。マルクスはだから国こそ不公平の源だと捉えるのは当然でした。故に国は必要ありません。ところが世界一の土地大国ロシアが自分の国の45分の1の国の国土・領海の20%を条約を破ってまで強奪したのに北教組(北海道教職員組合)は島根県の竹島をドクトとし、道民の子に北方領土は放棄せよと暗示をかけ樺太と教えずサハリンと教えている。
共産主義の発祥実践国のロシアも理解できませんが日本の共産主義者は遙かに理解できません。つまり領土拡大主義は本来マルクスの思想にはありません。マルキストの方は、この事をよく考えて欲しいと思っています。日本人は地位の高い人、頭のいいと称される人、みんなが言っている事に実に弱い民族です。テレビに出てくるコメンテーターが得意満面に日本は民主主義国家だといいます。それは戦後、GHQによって民主主義を植え付けられたのですから、それをいうのなら日本は民主主義を強制された国家だというべきです。
日本は10万年の歴史があります。それでいえば、100メートルトラックを半歩歩いた時期しか民主主義ではありません。皇紀三千年でいえば30㎝の物差しに対して1㎝に満たない7㎜が押しつけられた民主主義です。7㎜の破片では実態が物差しであったのか爪楊枝であったのかわかりません。しかし大半が民主主義国家ですよというと、そうかと思っています。
幕末の志士のしたこと。あれは革命ですか、違います。松陰も龍馬も高杉も徳川の幕臣です。革命は同じ組織からの転覆をさせません。選挙をしていませんから民主主義でもありません。彼らは微力で少数派の中の少数派でした。みんなの好きな西郷や勝は江戸城を無血開城にしましたが、その裏工作をしたのは山岡鉄舟でした。その全員が共産主義にも民主主義にも無縁です。だから嘉永7年(1854)1月16日、ペリー艦隊7隻、神奈川(横浜村)に来港。大砲(空砲)で脅しをかけてから、1867年11月大政奉還12月王政復古まで13年と10ヶ月で日本の政府機構をひっくり返しました。その間、池田屋騒動がありました。これがなければ明治維新は更に一年は早まったといわれます。
何しろ♪車もねえ、ああオラの家には電話もねえ
http://www.youtube.com/watch?v=xLS09_RFmsc
という時代の14年です。俺たちなら2年で日本を立ち直らせるというでしょう。