独裁者
今、独裁者の小説をかいているのですが、アリストテレスの考えた。三段論法、即ち大前提、小前提、結論の三つでいうと全ての人間は死すべきものである。ソクラテスレスは人間である故に、ソクラテスは死すというものです。
それでいえば独裁者は滅びるものである。金正恩(キム・ジョンウン) は独裁者である。故に金正恩は滅びるという事になります。
戦後だけでも1986年フィリピンのマルコスがいたマラカニアン宮殿もあっという間に崩壊。イメルダという女は靴だけでも三千足あったといいます。1989年、ルーマニアのチャウシェスク大統領が銃殺。そのバカ息子が「あの子を恋人にしたい」と名指ししたのが、ルーマニアの体操選手で1976年に行われたモントリオールオリンピックで3個の金メダルを獲得。そしてオリンピックの舞台で初めて10点満点を獲得したナディア・コマネチでした。彼女を母のエレナが監禁したこともあり、コマネチはアメリカに亡命しなければなりませんでした。
2006年、イラクの首領のフセインが死刑、2011年にはリビアのカダフィ大佐も反カダフィ部隊によって殺害され、2011年アルカイダのオサマ・ビン・ラディンも銃殺。最早、金正恩だけが世界の異物です。
君臨は百年でも崩壊は一日、世界を敵にして生き延びた独裁者は過去にいません。よって金正恩の滅亡の序曲は既に始まっていると思います。