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大納会

   2013年最後の取引日、大納会日経平均株価終値は、前週末比112円37銭高の1万6291円31銭。9営業日連続で上昇し、昨年末からの値上がり幅は5896円13銭、年間上昇率は56.7%、年末の株価としては7年ぶりの高値となりました。

 振り返ると昨年11月終わりに野田政権が終わってから上昇し始め、安倍政権が誕生し、途中で停滞するも東京五輪招致が決定した9月頃から再び上げに転じ、12月は例年上昇基調ですが、16200円台で終了。

 東証には安倍首相が特別ゲストとして大納会に参加し、「来年もアベノミクスは買いです」と力強く挨拶を行い、締めの打鐘を打ち鳴らしました。これは首相として初めての事で小渕総理が「株あがれ」といいながらカブを持ち上げたら本当に上がったなんてエピソードもありますが、首相が市場を気にしている事がよく分かります。

 さて株には十二支にちなんだ有名な相場格言がありまして『辰巳(たつみ)天井、午(うま)しり下がり、未( ひつじ)辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ、戌(いぬ)は笑い、亥(い)固まる、子(ね)は繁盛、丑( うし)つまずき、寅(とら)千里を走り、卯(うさぎ)は跳ねる』なんていいますが、やっと第一次安倍政権の水準に戻ってきたところですからね。このまま上昇してほしいものです……

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