予想外のアクシデントに見舞われるも銀
金曜日の夜から行われていたフィギュアスケートの大会、グランプリシリーズの中国杯のフリープログラムが昨日の夜、行われました。
本番の直前にリンクに出て最終滑走グループが公式練習していてのですが、その時、ソチ五輪金メダリストの羽生結弦選手とエン・カン(中国)選手が激突。生で見ていたのですが、悲鳴が上がりました。エン・カン選手の右肩にあごが当たり流血した羽生選手は起きあがる事が出来ずに、リンクに約2分間ほど倒れ込んだままでした。
http://www.youtube.com/watch?v=75-dxXoFGLc
スタッフの人に助けられて起き上がった羽生選手から地が溢れ顔面蒼白で明らかにフラフラしながらリンクサイドに倒れ込むように戻り6分間の公式練習は一時中断されました。どうなる事かと会場は騒然としていましたが、約10分後、頭にテーピングをし、あごに絆創膏を貼った状態で羽生選手はリンクに復帰。棄権せずに戦いました。
演技中も明らかにふらついていてジャンプも数回失敗してしまったものの4回転ジャンプに2度挑み、優勝はマキシム・コフトン選手で合計243.41点、羽生選手は273.55点で2位でした。多分、脳震盪を起こしていたんじゃないかと思うのでそういう時は激しい運動は禁物だと思うのですが、それでも銀。痛みに耐えての演技は素晴らしかったのですが、今後が心配です。早く完治してほしいです。