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保管場所

海自と海保

 中国漁船が小笠原近海に出没し始めたのは今春からで9月から急増し、10月末には約200隻にものぼる船がサンゴなどを密猟するようになりました。

 こういう時に出動するのは海上保安庁です。海保は国交省に属し海の警察、消防、水路の測量、海図の作成、灯台などの航路、標識の建設、運用など海に関する様々な事を担っています。海の警察ですね。海の内政については海保が担います。

 尖閣近海に中国漁船がやってきてぶつかったのも海保の巡視船「みずき」でした。海の警察ですから外敵を攻撃する装置は持っていませんし、権限もない。よって何をされても無抵抗状態。海保の現場を知る人の話だと、漁船がぶつかってくるのは大型ダンプに体当たりされるくらいの恐怖だそうです。

 海には国境線がひいてある訳ではないので、うっかり間違って入ってしまう事はあります。日本の場合、普通の漁船が間違えてロシア海域に入ってしまった。その時も問答無用で射撃されるケースがあります。

 ロシアの方にも中国の密漁船は出没しているようで2012年の話ですが、 ロシア国境警備局は17日、日本海のロシアの排他的経済水域で停船命令を無視して逃走した中国漁船に同警備局の警備艇が警告射撃し、拿捕したそうです。厳しい海と甘い海とどちらにホタルはよってくるのか。

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