地上最大の対局
先だって日曜日に開かれた埼玉・所沢の西武ドームを舞台に前代未聞のイベント"リアル車将棋"。朝10時から約10時間にわたって繰り広げられトヨタの16車種40台を「王将」「飛車」「香車」「歩」などの将棋の駒に見立て球場を盤面にして羽生名人と豊島7段が対局をしました。
人間将棋というのは昔からありますが、車を使うとは。どうやってやるんだろうと思ったら車の上に「歩」と書かれたパネルを乗っけて、ドライバーチームの人達が動かすんですね。持ち時間は4時間なんですが、駒(車)を動かす時間も込みなので、ドライバーも大変です。
2人の対局は昨年秋に行われた王座戦五番勝負以来。勝負は最終局にまでもつれ、最後は羽生王座が勝ってタイトルを防衛。今回はどうかというところでしたが、果敢な豊島7段の攻めを羽生名人が貫録で受けて勝利。やはり最強の人は強いですね。