産経ソウル支局長 無罪
前産経ソウル支局長に無罪 地裁判決、コラムの公益性認定
韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の名誉をコラムで傷つけたとして在宅起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長(49)に対する判決公判が17日、ソウル中央地裁であり、李東根(イ・ドングン)裁判長はコラムの公益性を認め、無罪判決(求刑懲役1年6月)を言い渡した。
李裁判長は加藤前支局長のコラム内容について虚偽と認め、「不適切な行為だった」と指摘。その上で「公的な関心事案に関連する名誉毀損(きそん)は言論の自由が優位に立つべきだ」とコラムの公益性を認定した。
当たり前の結果だが韓国が無罪判決を下せるかどうかは未知数だった。韓国の司法は独立しておらず政治や民意によって判決が左右されるから今回は正直驚いた。そもそも何故、起訴されたのかすら分からない。問題にされているコラムではセウォル号沈没事故のときに朴槿恵が側近の男と密会していたとの噂があるというもので、韓国内でも既に話題になっていたことだ。それを産経新聞だけを狙い打ちし名誉毀損だと訴えた。大統領である以上、そこには常に批判や批評が飛び交う。それを封じ込めて刑事訴追など民主主義国家ではない。
韓国は経済が立ちゆかなくなっているから日本との関係を改善しカネをまたせびろうという魂胆だろうが助けるだけ無駄である。こんな国と仲良くしても恨1000年だから感謝どころか、更に要求を拡大してくるに違いない。「無罪にしてやったからカネを寄越せ」なんて横暴な輩は無視でいい。