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共産主義は宗教である。いやカルトである③

 キリスト教、資本主義、市場原理主義という構図がある。いや、ユダヤ教ユダヤマネー転じて国際金融資本、そして市場原理主義と言った方が本質だが、やはり世界を一番、席巻しているのがキリスト教だからそうなる。最もキリストがこれを知ったら何だそれはというだろう。キリストは商売そのものを好まなかった。宮殿前には多くの信徒が訪れる。そこで商売をしていた露天商のデスクの上の商品をキリスト自ら取っ払ったという記録もある。そもそもキリストは世界最古だかどうかは分からないが『右の頬を打たれたら左の頬をだしなさい』汝の敵を愛せよで非武装中立主義である。

 そうなるとおかしい。世界の軍事力の過半をもつアメリカが何でキリスト教なの、教えに反している。突き詰めていくと伏魔殿に入って訳が分からなくなる。兎も角、アメリカは個人主義ある。民主主義とは具体的に自分勝手主義である。自分勝手主義というと舛添なる人が公用車は動く知事室だ。湯河原にいって何が悪いといったが自分勝手に公用車を私物化しているとはいえないから動く知事室となるが如くで自分勝手主義を、自由貿易とか、グローバリズムとかいうと格調が格段に上がる。  

 比しイスラム圏は集団主義である。集団主義でなければラマダンはできない。何しろみんなで食べない期間に一人鱈腹食っていたらラマダンは成り立たない。砂漠の国にあっては水は貴重である。だから日本の車洗浄、トイレを流す水も飲む水と同じだというとイスラム圏はたまげる。アメリカ人も、アメリカ人になるひともアメリ星条旗に絶対の忠誠を誓う。比し日本人になるには何の誓約もない。そのこともあってアメリカは増長し、アメリカの民主主義は世界最高だと決めていて、それ以外は邪であるとしイスラム圏に民主化を迫る。  だがアメリカ金優先の唯物論で受け入れたらイスラム教は崩壊する。イスラム帝国オスマントルコ帝国があったときイスララムの人々は幸せだった。ところが石油が出ると欧米白人がズカズカと入り込んできて訳の分からない石油メジャーという組織を作り、オイルマネーの決済はポンド、そしてドルだとなった。これ以上の立ち入りは許さないというのがイスラム原理主義の考え方である。

  というわけで民主主義も宗教である。イスラム教は宗教、しかし民主主義は格調高く哲学と捉えると仕訳ができなくなる。何故なら哲学は宗教の下に位置するものである。哲学は原則として信者、信徒がない。嘗て日本は大東亜で敗戦するまで神道の国で国民は全員が信徒であった。その中の武士階級が武士道という哲学を作った。というわけで民主主義も宗教である。論より証拠、アメリカ人は星条旗に絶対の忠誠を誓う。これは即ち宗教行為である。

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