またまた竹中平蔵の大嘘
人体で言えばカネは血液、銀行は心臓、金融ショックがおきると心臓発作となる。
つまり国家は一つの身体で日本なら日の本太郎という人体である。身体のどこを切っても直ぐに血が出る。血液がドロドロなら高脂血症となりサラサラなら健康である。つまり健康な身体を作るには綺麗な金融機関の入出金による血液の循環を起こさなくてはいけない。日の本太郎は日本丸でもあるから行動的になれる。それがインフレのときで反対がデフレである。健康ドックに入ると悪いところをチェックしそこを直す。
ゆうちょ銀行の預金残高は180兆円、対し日本一の三菱東京UFJが120兆円、つまり郵貯は日本一の金融機関である。しかも宅配業務、保険も一業種で儲かることを三つも独占でやっているのだから、誰がやっても儲かる独占事業でそれを国がやっていたのだから更に儲かっていた。つまり何の改革も改善もする必要がなかった。この時韓国は何をしたか、サイバーコリア21を表明、2005年までに全家庭ブロードバンド化を推進した。
しかし日本はこのときISDNで電話の二倍速、そのISDNの1500倍が光ファイバーだから韓国は日本のGDPの2割の国力しかないのに、これからの国力はインターネットの数とPCスキルのネット網で決まる時代と見抜き対処した。この時の韓国大統領は金大中(キム・デジュン)、金大中は苦労して大統領になった男であったから未来のシミュレーション、情報化社会をよく研究していた。
一方、日本は小泉家三代目の変人、小泉純一郎でその男が丸投げしたのが竹中平蔵だった。つまり朴槿恵(パク・クネ)と祈祷師崔順実(チェスンシル)の関係性である。祈祷師だといけなくて大学教授だといいという立場に私は立たない。医者であっても病を治せぬ者は名医ではない。祈祷師であっても未来を見定める力があれば、それは政治家は未来の予想屋である。
未来がビシバシ分かればそれに越したことはない。経済学者、エコノミスト、経済学部出身者、バンクマン、証券マンに日銀総裁、財務省、財務官はトータルで一体、何人いるか知らないが、これだけスペシャリストがいてもう日本は四半世紀も低迷中である。それが自殺率と相関していて自殺者3万人越え連続14年だった。それがピタリとアベノミクスで止まった。アベノミクスとは単に札を刷っただけである。前述の経済で飯を喰っている連中は札を刷ればいいだけの事を14年もしていなかった。
「実正なくば証明できない。証明なくば信用されない。信用なくば尊敬されない」の典型だ。