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大晦日だから大きなパラダイムで

 今年は事件多発それも地球規模の大事件が起きた。イギリスのEU離脱、東大卒の政治学者で厚労省大臣だった舛添大先生が摩天楼のような都庁ビル前で
「こんなでかすぎるビル必要ですか、地下には高級黒塗りの車がいっぱい。必要ですか」と庶民視点でいうから信じたら、舛添家の家計簿は東京都の金だった。
 そして初の女性小池東京都知事に代わると小池VS森喜朗、小池VS都議会、役職が同じでも人が変わるとこんなにも問題が噴出するのかと思った。
 そしてトランプ、いやぁトランプなんて苗字があったなんて、しかしこれ日本人だけでなくトランプは国際語だから、一回でみんな覚えたけど落選でしょうと思っていたら、まさか! の大統領に。たまげるほど目まぐるしい平成は昭和の3倍速で一年が過ぎる。そこで大晦日だから、ところでこの大晦日という言葉、以前より余り使われなくなった印象だなと今、書きながら感じた。
 それは兎も角、現在地(アドレス)と現在値(バリュー)を確認すると1991年ソ連崩壊により東側、西側の枠組みが壊れ46年間続いた米ソ冷戦終了、だから世界は米主動の一つになるという幻想が起きた。即ちワンルールで人、物、金、情報が自由に行き交う金融資本主義が発生、その流れの中から新自由主義市場経済グローバリズムが世界に蔓延。だが2008リーマンショックにより金融マネー資本主義の破綻、その結果先進国が没落しその反動で後進国が上がってきた。その象徴が中国で中国とは、一党独裁政権下での資本主義経済を導入した非民主的な巨大発展途上国の人口大国というのが定義。
 中国は米に変わるパックス・チャイナ(中国パワーによる支配平和)を狙い始めた。それが南シナ海尖閣問題、平和憲法を守っていればというお花畑の与太郎論議から俄なる危機感に包まれる。
 AKC(アメリカ、コリア、チャイナ)問題で9条命の左翼史観から、現実有事の保守史観への改宗が起きてその象徴が朝日の停滞、産経の安定が生じている。どう考えても来年は平穏無事であるわけがない。半島有事もおこりうる。であれば日本にも火の粉以上の災難が降り注いでくる。2016は激動だったが2017はそれ以上のたまげる激動になる可能性が高い「案ずるより産むが易し」というが「転ばぬ先の杖」ともいう。
 備えあれば憂いなしの日本精神を考えるときではないか、来年は日本人の日本精神を書いていこうと思う。何故なら私は左翼でも右翼でも戦後保守、親米保守でもなく伝統保守の人であるからである。
 

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