豊洲と都知事
豊洲は既に6000億かかっている。都民1000万とすると一人あたり6万円、4人だけでも24万使われている計算になる。公金だとどうしても 損をしている内に実感がなくなり、一番重要なことが蔑ろにされる。政治とは今ベストな手を打ち続けることが求められるが、豊洲移転をここまで先延ばしするのはどう転んでも都民にとってはマイナスでしかない。
築地も豊洲と同じく土壌汚染されていて、老朽化問題も深刻である。そもそも築地の再利用が出来ないから豊洲となり、豊洲の安全性も既に保証されている。小池都知事は「安心と安全は違う」などといっているが、安全が専門家によって確認されたなら、安心を確保、周知徹底するのが都知事の仕事だろう。
今更豊洲以外の選択肢は存在しない。鬼の首を取ったように石原元都知事を叩いているが、このツケは重い。いざ小池人気がなくなれば途端にメディアお得意の手の平返し、小池都知事が一転して石原元知事の立場に置かれるだろう。
人生の結論は死亡であるが国政、都政の終止符は首長が打っていくしかない。