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どうなるではなくどうする安倍内閣

 歴史は繰り返すというが、安倍政権は10年前に似てきたという意見が多い。当時はお友達内閣と揶揄され、大臣の失言放言が安倍内閣の支持率を落とした者であった。そして何故か省庁が反乱する。

 今回は森友、それが終わると直ぐに加計学園獣医学部新設問題で前川喜平事務次官が「行政がゆがめられた」と告発したことに端を発す。大学・学部の許認可権という既得権益を守りたい文科省の抵抗、それを打破したい安倍内閣との反撃である。

 10年前は厚労省社保庁年金問題安倍総理社保庁を解体しようとしたが、社保庁自爆テロといって社保庁の杜撰な仕事ぶりを披瀝、民主党に情報を売って自民党を攻撃し、社保庁を守るという密約があった。

 安倍内閣支持率は各種世論調査で一気に10ポイント低下した。年金記録紛失は歴代内閣が等しく責任を負うべきものだが、マスコミは安倍首相に矛先を向けた。

 公務員の既得権益を死守したい労組側が、自らの不祥事をリークして民主党保全を依頼するのだから民主党民主党であった。特に今回は禁句の憲法改正を安倍政権が打ちだしたことによる自爆テロを左翼文科省が仕掛けた感がある。勝海舟
「自分の相場が下落したと見たら、じっと屈(かが)んで居(い)れば、しばらくすると、また上がって来るものだ」といったが当時とは時代の流れが違う。安倍内閣の踏ん張り精神力が問われている。

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