敵の敵は味方
敵の敵は味方、昨日の敵は明日の敵に非ず今日の味方必ずしも永遠の味方に非ず。敵味方は道の順逆の上にのみ存す。
嘗て大東亜で日本は米に敗れ三千年来なかった大敗を喫した。だが今は蜜月で世界で一番上手くいっている同盟国である。ならば75年前に気脈を通じていたら最初から良かったという訳である。
今から24年前、即ち1994年米はビル・クリントンが米大統領だった。クリントンは北を制裁しようとしたが韓国大統領の金大中は「太陽政策」(イソップの「北風と太陽」で武力を用いず、韓国と北の相互の和解を推進したもの)で反発したのでクリントンはやめた。
その後、北は約束を破り続け何もかも貧困国なのに核ミサイルだけ王国になった。あぁあのときという訳だ。1994時、北はアメリカにまで届くミサイルなど持っていなかった。時を逸しためにネズミを太らせてしまった。凡人が1メートルの視界なら議員は10メートル大統領なら100メートル先が見えなければならない。
それが出来れば誰が真の敵なのかは容易に分かる筈だった。