30年後に100万倍②
前号でラッシー、リンティンティン、ロンドンを書いた。リンティンティン、ロンドンはシェパードで現代のシェパードは狼とシベリアンハスキーを交配してシェパードとなった。狼と犬の違いは狼は人間に懐かず敵対する。だがシェパードは飼い主に直ぐに懐き、自ら望んで家来になる。ラッシー、リンティンティン、ロンドンのどれか一匹でもあれば随分楽しい人生である。だがこれからは誰でもが彼らの100倍の知性を家来にできる。
1952年「鉄腕アトム」といえば手塚治虫、その4年後1956年横山光輝が「鉄人28号」を描いた。アトムと28号は人気を二分した。アトムが汎用性AIロボットなら鉄人28号はリモコン操作のロボットで鉄人28号の歌は
1
ビルの町に ガオー
夜のハイウェイに ガオー
ダダダダ ダーンと弾が飛ぶ
ババババ バーンと破裂する
ビューンと飛んでく 鉄人28号
2
あるときは正義の味方
あるときは悪の手先
いいも悪いもリモコン次第
鉄人 鉄人 どこへ行く
ビューンと飛んでく 鉄人28号
ビルの街に ガオー
夜のハイウェイに ガオー
ダダダダ ダーンと弾が飛ぶ
ババババ バーンと破裂する
ビューンと飛んでく 鉄人28号
3
手を握れ正義の味方
たたきつぶせ悪魔の手先
敵に渡すな大事なリモコン
鉄人 鉄人 早く行け
ビューンと飛んでく 鉄人28号とある。
AIロボットもその通り中国は悪の正太郎がご主人様だから、戦争前提のAIとなる。インターネットの本来は軍事の為のネット網が目的だったが、日本人は戦争放棄しているから玩具メーカーがテレビゲームに任天堂が自宅でも遊べるゲームにしていき、今は情報ツールの端末になっている。
つまり最初は軍事、次にアミューズメント、そしてLAN(限定されたネットワーク)からSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が猛威を振るい。これからはAIの時代に入る。
AIはロボットである。中国が開発するのは情報工作のAIロボットである。それでは日本は……。