ポチの筈がドーベルマンになった②
米の対外国貿易赤字が3756兆ドルだから93%が中国である。日本は戦後、今の北のような状況から10年の1956年、太平洋戦争後の復興は経済白書で終了したとして副題で「最早、戦後ではない」と言わしめ、次の10年の1968年にはアメリカに次ぐ世界第二位の経済大国になった。
戦争に勝利した連合軍の「米英仏ソ」は「東洋の奇蹟」と称したがそれにはやっかみがあった。何故なら先勝した連合軍を抜いてしまったからである。世界の奇跡を東洋の奇跡といったのであった。その後日本は1968年から2010年までの42年間、世界第二位の経済大国をキープしたが2011年、その座を中国に明け渡したのであった。この間、日本は只の一度も米を抜くという意志を起こしたことはない。
比し中国は1978年鄧小平の改革開放「富める者から富め」といって、世界第二位に立ったときからアメリカをを抜いて第一位になることを考え出した。