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臨機応変

「水は入れ物を選ばず。水は方円の器に従う」
相手がポジションを変えたら己の剣の構えも変える。即ち「機に臨み変に応ずる」これを
臨機応変」という。
 1985年、日本の中曽根総理はNYのプラザホテルに「オイ、日本 放課後体育館の裏にこや!」とばかりに呼び出された。何でしょうかと中曽根総理と竹下蔵相が出向くとイギリス、ドイツ、フランスの親分衆が
「オイ日本組長、アメリカ総長のレーガンが日本の車、家電の輸出攻勢に迷惑しとんのよ」
「それは俺たちも同じ気持ちよ」
「日本は原子爆弾を2つも落とされて世界一悲惨なゲシュタポにしたのによ」
「たかが40年で実質世界一に君臨している」
「ドイツは兎も角、なんで米英仏連合軍のわしらが、日本の後塵を拝さなければいけんのよ」
「チーと少しばかり自粛したらどうじゃ。その思いはわしらも同じじゃけん」
「どうするよ、弾はまだ一発残っとるがよ」と菅原文太まで出てきて脅かされたので日本は円高政策に切り替えた。

 プラザ合意で一ドル260円が1年後には47%高の140円になり、バブルの後に100円を切ったのだからたまらない。下手な三重野とかいう日銀のバカ殿を「平成の鬼平」と呼んだがとんでもない平成の与太郎だった。三重野がすべきことは企業、個人に金があるときこそ法人税所得税、消費税で国に還元すべきであった。つまり成すときに成すことをしなかったために赤字国債で悩んでいる。つまり臨機応変が全くない。

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