チェチェ思想(北朝鮮の主体思想）⑦

  北の国はソ連スターリンの傀儡政権であった。北の歴史はファンタジー、もっといえば漫画、そういうと漫画家先生に失礼だからありのままにいえばデタラメである。当時の北の人民は字が読めない。従って北の歴史は伝承言い伝えで権力者の都合良く出来ている。

　スターリンはソ連第88師団の大尉をしていた金成柱（きんせいちゅう）という男に北朝鮮を仕切らせることにした。1945当時、金成提は33歳であった。いきなり北朝鮮を仕切れといわれてもノウハウがありませんというと

スターリンは、中国の東北地方で朝鮮独立運動を行っていた『抗日パルチザン』の金日成という伝説の将軍がいた。

「お前それになれ」

「私がですか」

「大丈夫だ。お前の身分は金日成に間違いないと保証してやる」

　……というわけで金成柱は北朝鮮に入る際にソ連と結託して金日成に成りすまし「我こそがあのパルチザン伝説の男、金日成であるぞよ」と振りまきながら進軍したのであった。

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