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-の中に+がある

 一休禅師は晩年、京都の大徳寺の再建に尽力した。なんとか再建は果たすも今でいう倒産の危機に襲われた。一休は弟子達を呼び「この先どうにもならないと思ったときに読むといい」と遺言を残した。弟子たちは必死に寺を維持しようと尽力したがどうにもならない。
 最早これまで、一休に教われと秘伝の書を開くことにした。その書を読んだ弟子たちは思わず笑い出した。
「心配するな、何とかなる」とあった。「-の中に+がある」まぁ私ならこういう
「幸せを追いかけたり掌中にする努力より、いつでもどこでも幸せを見つけ出す心を手に入れる才能に磨きをかけた方がいい」

 

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