4/11のイブニング5をみて
イブニング5を見ていたら新手の詐欺商法の特集をしていました。とくに大学生がこの詐欺にかかりやすいとの事でした。日本の携帯は国内だけでも鎬を削っています。しかも機能が良く上部でデザインにも優れているので海外でも人気のあるブランドです。ここに目を付け所謂0円携帯を契約させてすぐに解約すると手元に残った携帯端末を海外で高く売るという詐欺商法が蔓延しているそうです。携帯にはSIMカードという個人情報が入っているICチップが入っています。それを抜いた状態を白ロムと呼び、そのままでは通話できないのですが一部加工して現地のICチップを入れれば海外でも通話可能となるようです。進化し続ける日本の携帯は海外ではl台10万円で取引される事もあります。
その携帯を契約するアルバイトが今、問題になっています。インターネット上で違法性は一切無いとしてバイトを募っているのですが、0円と詠っていてもソフトバンクの場合は頭金0円という意味で携帯電話本体5万~10万の一括もしくはローンで返済しなければなりません。つまり詐欺業者の手に落ちた大半の学生達は後でソフトバンクに請求が来て詐欺に遭ったことに気づきます。21歳の女子大生は違法性は一切無いと携帯を買う契約をしました。業者は買う契約をしてもらうだけで後で自分たちの方で名義変更するといい、それを信じたのですが2、3ヶ月後に請求書が届き詐欺商法に引っ掛かったことを自覚しました。ここで私がおかしいと思った点は携帯電話の契約や解約などには本人確認が必要です。だから契約だけはさせるが名義変更は自分たちがやるという業者の言葉は明らかに矛盾しているのではないでしょうか。このようにすぐに名義変更、あるいは解約されるから通信事業者から請求が来ないと信じて違法性やリスクがないと思いアルバイトをしてしまう学生が多いそうです。知っていても知らなくても社会正義のない商取引を仲介する仕事をした、つまり詐欺に加担した事に間違いはありませんので最近では携帯電話不正利用防止法(業者に抵触しバイトでも2年以下の懲役もしくは300万以下の罰金に処される)に抵触し仮に解約できても解約手数料が取られます。実際に摘発されているケースがあります。ともかくこの詐欺にかかった場合、本人が契約しているので逃れることができません。
法的には更にauやドコモもソフトバンクに倣って頭金だけ0にして端末代金は後払いというシステムに移行する可能性が濃厚です。各大学に詐欺商法に引っ掛からない学部を作った方がよほど学生の為になるかも知れません。
ゆうき蘭でした