4/9の党首討論 福田首相VS小沢代表をみて
党首討論の中で福田首相は「可愛そうなくらいやっている(自分)民主党は非協力的でとにかく遅い。誰に話したらいいのか分からない状況だ」といっていました。私が引っ掛かったのは福田首相の「かわいそうなくらいやっている(自分)」という発言です。通常「かわいそう」と使うときは自分ではなく他者に対しての思いやりの言葉として使うと思います。色々な批評がありますが日本語が間違えているという論評はないので敢えて記しました。
これに対し小沢代表は気弱な笑みを浮かべて聞いていました。心理学の事は分かりませんが温厚な福田首相が感情をむき出しにして言ってきたので内心慌てていたのではないでしょうか。小沢代表は自民党にいるときは最も自民党体質の田中派の田中角栄の懐刀と言われていたそうですので福田首相の苦悩は良く分かっているはずです。代表が「体調が悪くおかゆをすすってでてきた」といっていたのが印象的でした。
昨年11月8日に自民党の大連立政権を考えていた頃は、両者は蜜月だったのでしょうがその後、険悪になったようです。日本の株価が上がらない最大要因に政治不信、政局の不安定が上げられますが党利党略の方が日本国よりも優先事項の民主党と内閣支持率大低迷の自民党では日本市場の6割が外国人の資金ですので、かなりきついかもしれません。
ゆうき蘭でした。