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牛肉、まだまだ安心できません。

米国産の牛肉の中にBSE特定危険部位が混入されていました。これに対し町村官房長官は検査をより強化する。「これは誤って積載されたものでありシステム上の問題ではなく輸入禁止の必要性はない、全面的輸入禁止の措置は取らない」と発表しました。


しかしシステムに問題がなかったとする考えはおかしいと思います。アメリカは現在、経済的に大きな痛手を追っているので、この問題から輸入禁止するというような事になれば日米間にヒビが入ると考えたのではないでしょうか。皆さんご存じのように、このBSE問題は今に始まった事ではありません。以下が経過です。

2003年の輸入禁止により日本から牛丼が姿を消しました。輸入再開の条件として日本政府は全頭検査を求め、アメリカの生産団体の一部からも全頭検査をしたいと要望が出されましたがアメリカ政府はコスト高と全頭検査を必要とする科学的根拠がないとの主張の下にこれを拒否し、より緩和した条件での再開を求めたので日本政府は再開を決定しました。
2005年12月、生後20か月以下の牛に限り、危険部位を除去することを条件に、輸入が限定的に再開されました。

普通、一度輸入禁止ともなれば以降、検査を徹底して二度と問題を起こさないようにと考えると思うのですが残念ながら未だに米国産牛肉への不安は払拭できないようです。

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