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サンデープロジェクトを見て⑧

『われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する』とありますが、そもそも恐怖と欠乏という人格のないものから、何故、人は逃れなければならいのか、それに、同じ日本人の同胞であっても私と、これを読んでいる皆さんの恐怖も欠乏は異なると思います。

例えば 金とかに置き換えてみると、金は所有・使用・管理する人に委ねられるべきもので、金の支配から免がれる為の行動は取れません。行為行動が取れない結果、どうやって平和のうちに生存するということになるのか分かりません。どなたか、分かる人が居たら教えてください。こう書くと憲法は、解釈するもんではないという意見が入る事がありますが、私は、あくまでも、理解したいという観点で記しているので宜しくお願いします。
 

特に護憲派という立場の人は、今の憲法で良いとする考え方だと捉えていますが、護憲派の人たちは理解できない日本語をどう理解して憲法をまもろうというのかが分かりません。まさか、理解しないで護憲だというのでしょうか。前文はこう解釈するのであるという
話を聴いた事がないのですが、分かる人居たら教えてください。

私は学校教育で、憲法の前文解釈を教わった事がありません。ということは戦後教育の中で教育要領の中で、教えてはならないとは書いていないもの教えなければならないとも書いていないことから、教師達はこれに触れなかったのではないかと思います。1945年から現在に至る64年間、教育を受けていない。勿論、試験に出るはずもなかったと思っています。これはもう意図的です。整合性がありません。

法律が鍋なら、憲法は上蓋です。『割れ鍋に綴じ蓋』の整合性がなくて、どうして法治国家なのか、私には理解できないのです。

例えば、化学兵器の中でも、もっとも悪質で無差別敵なのは、細菌テロや毒ガステロです。毒ガステロの怖さを世界に広めたのが、オウムの松本知津夫でした。世界の人々は、何が目的か分からなかった筈です。何故なら、日本人も分からなかったのですから。

以前、森永さんが違う番組で、「無ければ使わないから防衛はいらない」と言いましたが、現在の兵器は見える兵器から見えざる兵器、無から有を生じるような兵器は、一体誰が作り出すか分かりません。サイバーテロもそうです。他の国では、子供達にハッカーのような教育をして、いつでも将来のサイバーテロに変貌するか分からないようにしている国もあります。

さて、そのオウムを何故、取り締まれなかったのか。それは、憲法第3章 国民の権利及び義務 第20条【信教の自由】が憲法で保障されているからではないでしょうか。源にオウムの残党は今でも、当時、「ああ言えば上祐」と言われた人がアーレフという団体を率いています。宗教を取り締まる法律は、憲法が保障しているので、作れない。故に破防法破壊活動防止法)という法律で、カルト集団に対抗するより仕方がなかったのでしょう。

このように調べていくと、憲法なんてどうでもよいようで、実は、その為に自分達を苦しめる側面があります。みんなが自由で、世界が良くなるとは思えません。自由は突き詰めていけば個人主義です。今回の世界の不景気の原因はアメリカで、その主義が民主主義です。嘗てアメリカは1939(S14)第二次大戦を引き起こしました。要因は株取引。象徴的なのが、1929年10月24日木曜日、ブラックサースディ、所謂『暗黒の木曜日』のニューヨーク市場株価大暴落でした。これが世界に蔓延。そして、この戦争で、一挙に経済を回復し、日本を配下にする事も出来ました。

つまり戦争は当時、損をするものではなく戦勝国は莫大な冨と領土を得る事が出来ました。ロシアは日本の敗戦が決まった五日後にシベリアから南下、樺太と千島列島を奪っていくときに、日本の婦女子を陵辱し、満州にいた日本の兵隊を60万人もシベリアに連れて行き、強制労働させました。これにより、日本は国土の10%を喪失しました。

『戦争は何の得もない』と簡単に言って、『そうですよね』という人がいますが、私の検証では、これ以上、濡れ手に泡で儲かるものはないとソ連首脳とアメリカ首脳は思ったのではないでしょうか。戦争はゼロサムゲームです。儲かった国があれば損をした国があります。

日本の場合、和魂洋才から洋魂和才に鞍替えさせられ、310万人、つまり静岡県の県民に匹敵する人々を失い、今も原爆省に苦しむ人がいて、経済はアメリカに追随した事から破綻。教育は赤化教育が続いています。

口は諜報、何とでも言えるので、両国とも平和の為の共産主義、民主主義を世界に広めれば更に儲かるとして、世界は冷戦構造でソ連のOS(オペレーティング・システム)を使いますか、そうすれば平等になりますよ。いや、アメリカのOSなら自由ですよという営業活動が即ち冷戦時代の引き金だったと思っています。

その結果が如実で、貧富の格差が広がり、スクラップ&ビルドの民主主義による資本主義は、破綻を来しているようです。

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