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WBC 真の価値とは

 前回、王ジャパンのときにイチロー選手は「向こう30年、アジアでは日本に手を出せないと思わせるほどの戦いをしたい」と、一切韓国とは言っていないのに、韓国のファンは日本が誇る世界のイチローに対して怒りを爆発し、ブーイングの嵐を浴びせました。

 でも仮に韓国の主砲の金泰均(キムテギュン)が「アジアでは韓国に手を出せないと思わせるほどの戦いをしたい」といっても、日本人は何のリアクションも見せなかった事でしょう。しかしイチローの打率は

  • 前回 3割6分4厘
  • 今回 2割7分3厘

でした。しか決勝戦の韓国戦では、6打数4安打(6割6分)を入れて2割7分3厘でしたから、絶不調。キューバ戦 5打数0安打です。

  • 韓国戦      4    0
  • キューバ    5    2

という数字が並んでいました。

 それにしても、韓国のモチベーションの高さには驚きます。
闘志剥き出しというべきか挑発的というべきか、太極旗(韓国の国旗)をマウンドに立てた行為を見ていると、竹島問題、ひっくり返すと独島(トクト)問題は、容易でないと思いました。

 ビジネス、産業、経済でも韓国は日本を追随してくるでしょう。中国は人口大国という量で、韓国は少数精鋭という質で日本を追随してくることは必定です。韓国がプロ野球になったのは1982年ですから、まだ27年です。仮に、私が韓国人で「韓国は凄い。たった27年で世界二位だ。その点、日本にプロ野球が根付いたのは1936年だから韓国よりも46年も前でないか、次のWBCでは間違いなく韓国が世界一だ。経済でも日本を越せる」と書いたら。お前は韓国女性の鏡だ。俺たちは経済でも日本を追い越す」というコメントが韓国なら殺到しするかも知れません。

一方、「難関を乗り越えて世界一になった侍ジャパンは日本の復活だ。狼煙を上げて、世界二位の経済大国から、世界一のアメリカに変われ」と書くと、「お前は甘い。何をかんがえている」というコメントがつきます。

日本は、1968年頃には、既に世界第二位の経済大国になったのに、もう40年も、万年2位です。それも二位の地も危うい万年二位。

侍ジャパン。世界一になれという声援をしていて、自分達は世界一を目指さないのでは真の応援ではありません。侍ジャパンの監督はじめ、選手達が、「自分達が頑張れば日本も活気づくと思って頑張った」というコメントに光りを当てる人がいないので、私がそうしています。

WBCの一番の成果は、普段野球に無関心の女性を取り込んだことです。やはり、男はどうなるではなくどうするという男達が集結し出すと、女性陣も熱狂してくるのは当然の理です。

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