麻生さんの決断②
『民主党大躍進 自民党大敗』という、文字が浮かんだ人も多くいます。潔く退陣した方が良かったですね。当事者は分からないんですかね。しかし、こんなに空気読めない人が外務大臣もやっていたんですから、日本は、危うい国です。
『身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ』とも、今まで取れるところがありましたが、私物化していると取る方向に国民が捉えだして、丁度一ヶ月ちょっとがピークになると本当に、そうなりますね。
何れにしても麻生さんに天が微笑みません。
その最大の理由は、やはり刺客選挙の時、自民党を割って出ても対さなかった事、そして、迎合した事。今の時点で言うなら、信念が感じられない事。危機感がない事だと思います。
これは様々に受け取りようがあるので、評価は難しいのですが、例えば私だったら、アキバに行って迎合するような事は言わずに、「日本は北朝鮮がミサイルをぶっぱなしても何もすることは出来ない。アキバでこれだけ若者が集まるんだから、北朝鮮が飛んできたミサイルを科学的にUターンさせるくらいのソフトウエアを考えて欲しい」と言います。
次に、酔っぱらいが閣僚から出たら、「国民に示しが付かない。100年に一度の金融危機と言いながら酒を喰らって世界に恥を晒した。日本人が一人の酔っぱらいを通して評価を落とした。由々しき自体であると罷免していたら又違ったかもしれません。
同様に「国家の一大事の時、不倫旅行している者は議員を辞職すべきだ」ぐらいの事は言って欲しいです。そこら辺が、いまいち信念というか、鬼気迫るものを感じません。
人間、本当に危機を感じたら顔つきが変わります。
映像を通して、こちらにも気迫が伝わってくるものです。ただ、映像にも問題があって、小泉さんの場合、危機迫るように打ち出した郵政民営化は、日本国民の危機でなく、小泉さんの小泉による政治(政権)の危機でした。
そこまでは見抜けなくとも、真剣であるのかどうかぐらいは分かります。自分のためなのか国のために信念をかけているのか。射撃の名手だったなら、間合いや距離、その瞬間を射止めるという能力に長けているはずだと思うのですが。
決して当たらない距離をわざわざ狙い打ちするような事になったのは、やはり、有象無象に絡まれ大いにブレ、最後の最後になって自我がでたということでしょうか。
自衛隊を国連に委ねかねない民主党は大いに不安。しかし年金の民営化をせずに郵政の民営化に力を入れるという一を取り損ない、間違っていた時に間違っていた事が表明できない自民党は大不満です。