不況の要因
海部総理から民主党の鳩山総理迄十一人の総理の中で、一人だけ自民党が担ぎあげた社民党の村山総理は例外としてそれ以外の十人は世襲。祖父か父が総理だった人が安倍、福田、麻生、鳩山と四人も居る。最早一子相伝内閣とも言えます。最近だけでも小泉総理は慶應出身の三代目で父は防衛大臣。阿部総理は東大出身三代目で祖父は総理大臣で父は外務大臣、福田総理は早稲田出身の二代目で父は総理、麻生総理の祖父も総理、民主党に変わって鳩山総理は東大出身4代目で祖父が総理。政権交代と言われているが、実体は田中派です。
特に、小泉さんは「構造改革無くして景気浮揚無し」或いは「改革なくして成長なし」と言っていました。そして郵政民営化こそが、その象徴と決めつけ、黄金のマニフェストであった『改革を止めるな、郵政民営化すれば、小さな政府、少子化対策、地方財政が潤い安全保障、年金・医療の社会保障が充実。戦略的外交も推進そして外交まで良くなる』だった。小泉総理の売りは構造改革で、痛みに耐えろといいましたが、一番改革して欲しい世襲と年金問題には手をつけず。 竹中平蔵先生は小渕内閣からのブレーンで足かけ8年、小泉政治では一人ネオコンで日本経済を丸投げ、こんなに恵まれた経済学者はいませんでした。
4代目、小泉ジュニアはワーワーキャーキャー騒がれ、まるで韓流スターで、これでは父親と同じように写真集でも出すのではと思います。小泉家には約100年も国庫金から払う事になりますが、どうなる事か。 現在の不況の大要因は、小泉-竹中政治だと思っています。更に深部を見ると世襲内閣制から一子相伝内閣、つまり所詮、お坊ちゃまは庶民の感覚と違うところにあると思うのですが。