白鵬、優勝！

大相撲九州場所（福岡国際センター）は千秋楽の２８日、横綱・白鵬（２５）＝宮城野部屋＝が５場所連続１７回目の優勝を果たした。５連覇は自身初で、昭和以降６人目。

これで、記録は以下のようになります。

幕内最高優勝回数

大鵬幸喜　　 　　　　　32

千代の富士貢 　　　　31

朝青龍明徳 　　　　　　25
北の湖敏満 　　　　　　24
貴乃花光司 　　　　　　22
白鵬翔 　　　　　　　　　17 （現役）

輪島大士 　　　　　　　　14
双葉山定次 　　　　　　12　*年2場所制時代
武蔵丸光洋 　　　　　　12
曙太郎 　　　　　　　　　11 

白鵬は先頃、63連勝でストップ。昭和の大横綱・双葉山の69連勝から71年。あと6勝というところでした。

大記録の壁は、やはり厚いですね。相撲は心理的要素が大きく、自分自身の技と気力がで勝敗は大きく左右されるそうです。

双葉山をして幕内力士と対戦する為に土俵に上がるとき足が震えていたという話があるほど、そのくらい一戦一戦を戦った人でしたが、それを白鵬は学んだといいます。

それにしても白鵬は何処か日本人的情緒を感じさせる人だなと思っています。白鵬は連勝記録が破れた後の談話で「自分はこんなもんじゃないかな」と語ったそうで、この謙虚さは正に未だに破られていない連勝記録を持ちながら『吾末木鶏為得』 （われ、いまだもっけいたりえず）とした大横綱・双葉山の精神の持ち主という事なのかもしれません。

それにしても、まだまだ現役ですから、これからの活躍に更に期待したいです。

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