何故、日本の漫画は海外でウケるのか
私はいつも小説作りを考えています。
本を読んでも、テレビを見ても、音楽を聞いても、ラジオを聞いても、いや、ラジオは聞いていなかったですが、兎も角、小説です。松本清張は5本、6本も連載を抱えていたといいますから、恐らく考えるよりも前に書き続けたのでしょうね。しかし、これは何も私だけではありません。
作詞家もそうでしょうし、作曲家もそうでしょうし、マジシャンだって、いつもマジックを考えているでしょう。所謂、スペシャリストの人は常に自分の分野の事を考えています。
ところで以前、「漫画は読むと馬鹿になる。本を読め」という時代がありました。しかし今や日本の漫画は輸出産業です。アメリカでは日本の少女漫画が無かったことから日本人女性の描いた漫画が大ヒットしているそうです。へえ、そうなんだとわかったような分からない話です。
それにしてもなんで日本の漫画が、こんなに受けているのか。様々に理由があるでしょうが、やはり絵がうまいのではないでしょうか。それも日本人、日本人しているのではなく。漫画の世界の人間というキャラクターが白人、黒人、有色人種とこえているのではないでしょうか。
日本の技術力は世界第2位なのに産業競争力は27位で製品、商品にならないようです。技術を使う力のブランドとかデザイン、工業商標権にならないようです。例えばディズニーランドのミッキーマウスを見ると前述したアメリカ漫画になぜ女子高生の主人公がないのかが不思議です。
中国は石景山遊園地をつくってディズニーを始めとして日本のドラえもんやキティーちゃんもパクリましたが、商品、製品を作る能力から日本の漫画が何故海外で受けるのかを研究すると分かるかも知れません。そう言う自分が考えろという訳ですが、そういう未来学者に卓越していれば小説を考える必要性はないわけでして……。