刀
古来、日本人ほど見えないものを大切にしてきた民族はいません。武士道、柔道、剣道、茶道の道は見えません。この場合の道とは精神です。
孫武が孫子の兵法の中で「友は近くにおけ、敵はより近くにおけ」といいました。武士は常に大きなカミソリと、小さなカミソリを側においていました。家にいる時でも小刀は差していました。自分をも殺しかねないものを終始、片時も離さない。
何故日本は車が左側なのかといいますと、実は他国は車は右側通行が圧倒的です。でも日本の場合、武士が右側通行になると擦れ違うときに刀と刀がぶつかり合い、「無礼者」「何をお主こそ」と両者が刀を抜く事になるのでは左側を歩いてて刀がぶつからないようにした名残だとか。
つまり武士にとって刀は誇りであり、プライドであり見栄であり格式でした。だから、常に切腹との間で生きていた事になります。その緊張感は現代の人には分かりません。ケータイ、メール、FAX、インターネットの時代、その情報量を一日1万とすれば当時の人達の情報量は一くらいのもの。極めて重要、故に情報とは情けに報いると書きました。もっとも、この時代は情報とは言わなかったと思いますが……。
しかし、その一を間違えたら死に繋がります。だから、国会議員だけ大刀と小刀を持たせたらどうでしょう。女性議員がいるか、じゃあ短刀か長刀を持って貰う。そうすれば言った言わないの水掛け論がなくなると思いますね。日本の恥の文化も起きてくるでしょう。
だいたい菅さん総理は言った言わないが常につきまといます。この人には是非にICレコーダーを持って貰いたいものです。『犯罪の陰に女あり、組織の裏に嫉妬あり、事実の裏に陰謀あり、総理の裏に女帝あり』で鳩ぽっぽさんのCOP25(デンマーク)で世界一厳しいCO 2 25%削減、あれって金星に行ったことのなるという幸(ミユキ)夫人が決めた数字で、菅さん総理がやめないのは奥さんがやめないでいいと指示しているのではないでしょうか。
何しろ、建国の父ともいわれたマルクス主義者の毛沢東の四番目の夫人の江青は、1960年から10年で6500万も文化大革命の名を借りて粛清したといいます。女帝は旦那様よりお偉いのではないでしょうか。