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誘拐ビジネス

 アルジェリア邦人人質事件は、日揮の最高顧問で元副社長が狙いだったようです。つまり他の9名の方は巻き添えをくってしまった。各国の役員クラスを人質にとる事が本当の狙いでフランス軍の動きを止めることではなく身代金が目的だったようです。

 人質一人あたま200万ドル、1億8千万、約二億円が変な言い方ですが身代金の相場だそうです。北アフリカでは海賊含めて西側の人間、特に役員クラスを誘拐して事件にする誘拐人質ビジネスが起きています。

 時間を賭けて交渉して身代金をつり上げる。恐らく狙われたプラントの中に内通者がいて、こういう人がくると分かった。事件が起きて間もなく逆内通者が出てアルジェリア政府に寝返えり役員クラスの移動を事前に把握して攻撃。戦闘ヘリというのは戦車や装甲車を破壊する能力がありますから、普通の四輪駆動は一溜まりもない。これが最後まで安否不明が続いた要因だと思われます。

 人質ビジネスは今後も拡大し新たなテロが起きる可能性は高いです。日本人は金持ちだと思われていますから被害にあう確率も高くなります。パリ・ロンドンなどの欧州主要都市は既に厳戒態勢を取っていて爆弾テロを含めた力を誇示する単純テロへの備えをしています。今後10,20年単位で気をつけなければいけない時代に入ってきているという訳ですね。

http://www.youtube.com/watch?v=KeLkxWSimu4
青山繁晴インサイドSHOCK 2013年1月30日 アルジェリア人質事件の真相とは? .

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