移民問題とグローバリズム
1/3【討論!】移民問題とグローバリズム[桜H27/9/26]
2/3【討論!】移民問題とグローバリズム[桜H27/9/26]
3/3【討論!】移民問題とグローバリズム[桜H27/9/26]
チャンネル桜の討論番組で移民問題を取り上げていたので視聴した。メディアでは殆ど移民反対の声を聞かないのでこういう討論をしてくれるのは非常に嬉しい。番組内ではEUで巻き起こっている移民問題の現状、日本の移民政策の現状、日本における移民政策の経済的問題など様々で大変勉強になった。
先ず移民といえど経済難民、政治難民に別けられる。日本政府は経済難民を認めていないが不正な難民申請をすることで審査期間中は日本に滞在することが出来ることを使用した悪質な手口が横行している。更には技能実習生という形で外国人はどんどん日本国内に入ってきている。
そもそもEUの移民問題はアメリカのイラク戦争によって起こされたアラブの春で、それが失敗したことによるシリアの内紛で大量の移民が生まれた。ヨーロッパの自身にも問題はあるが大元はアメリカであり、そのツケをEUや日本にも払わせようとしているのが現状である。なんとドイツでは今年だけで100万人の移民が想定されており日本の人口比で150万人、人口の1%以上の移民が1年でやってくる計算だ。
日本人もお人好しだから可哀想ということで移民受け入れに賛成する人が多いかもしれない。 しかし一度移民を受け入れてしまったらもう彼らに戻ってくれとはいえない。様々な移民問題が噴出してからやっぱり受け入れなきゃ良かったでは遅いのである。更に危険なのは安倍政権もこれまで続いてきた移民政策を継続していることだ。安い賃金で働く移民を入れて経済成長だと思っている節もあるし、何より経団連や竹中平蔵氏が役員を務める人材派遣会社パソナなどは猛烈に移民政策を後押ししている。既にパソナはフィリピンの大手と契約し大量のフィリピン人メイドを日本に輸出する計画だ。
グローバリズムと緊縮財政と移民はパッケージで非常に相性が良い。EUの惨状を見れば移民をやすやすと入れるべきでないことは容易に分かる。今回の討論でそれが様々な視点で語られているので視聴していただければ幸いである。