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情報化社会⑮

 シリーズ情報化社会のでは当然、メディア、特に新聞が伝えなければならないことを書いているつもりである。情報化の裏は金で情報化社会とは情報そのものが金になる時代になったということである。
 例えば旭化成の子会社がマンションの杭打ちで不正を働いていた。東芝が不正会計をしていると知ったら空売りをかける。インサイダー取引は無論、規制されているがその事実を突き止めるのは容易ではない。だから選挙株というものがある。選挙には多額の資金が必要である。そこでデノミの話をすれば王子製紙が買われる。1万円を100円にするのだから万札が大量に100円、無論1000円は10円になる。すると30ドルは30円で実に分かりやすくなる。NYダウが2万ドルのとき日経平均は2万円、しかし1$=¥100だからNYダウは200万円に対して日経平均は2万円が1$=¥1だからNYダウが2万ドルは日経平均200円となる。すると日本株は安すぎるとなり外人買いも活発になる。3千万のマンションは30万、300万の高級車は3万となると安いと脳は反応して消費が活発になる。デノミとはそうした心理的トリックがある。しかし政府はそうはいわない。デノミは日本円をより国際通貨にするために必要。人民元が国際通貨SDR(特別引出権)になるのをアメリカは嫌ったがイギリスが中国の後押しをしたので元は国際通貨となり、2012年8月の人民元の決済シェアは0.84%で12位だったのが急拡大して4位になた。。それで現在のシェアー率は
ドル 44.82%
ユーロ27.20%
ポンド  8.45%
人民元 2.79%
日本円 2.76%
 現代はマネーウォーズ(通貨戦争)で米ドルなどは世界でドルが使われるから、それだけでドル札を刷ってもドル安にならない。我が身に置き換えれば分かる。例えば原油決済が日本円なら忽ち日本円は不足するから猛烈な円高になる。だから熱すぎる湯には水を入れるように30倍も刷ればいい。刷りすぎたといったらそうですかと円札を引き揚げて赤字国債にぶつけて償還すればいい。マイナス金利だから瞬く間に赤字国債は消える。だがそれが出来ないのは中国に軍隊があって日本には軍隊がない。中国に核があって日本に核がないからである。つまり情報と経済と軍事は中国にとっては三位一体、日本は三竦みなのである。三竦みをよしとして経済をよくしろというから、世界一の債権大国なのに赤字国債大国であるという摩訶不思議を生み出す。

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