法の下の平等、実質の不平等
「三年目の浮気」とはヒロシ&キーボーが歌って1982年にヒットした歌謡曲。夫婦漫才のかけ合いにメロディーをつけたような歌で私は好きでなかった。
これはヒロシ&キーボーのデビュー曲である。余談だがキーボーというと女性というより男性名に感じた人が多かった。 そのキーボーが1600円相当のものを窃盗した。それで日本中に報道された。財布を拾って中身を抜いて捨てる。これは毎日どこかで起きているが当然報道しない。ただ一斉を風靡した人物がとなると法の下の平等ではない。
舛添大先生の年収は2200万、今年の夏のボーナスは381万円で日本国首相安倍さんが359万円だから22万円多かった。そして退職金2200万、更にそのことによって都知事選にかかる費用が50億円。在職期間2年4ヶ月、日数にして850日整理すると
給与(ボーナスを含む)2200万が2年4ヶ月だから2.3倍で5060万
退職金が2200万
新規知事選で50億、締めて50億7800万円
ただし上記に海外視察の2億円等は含んでいない。
50億4400円÷在職850日=毎日 600万円を窃盗し続けた事になる。しかも舛添大先生は大エリートで人生の殆どを東大、学者、議員と公金で生きてきた。それが退職金も貰って都知事をやめるだけでチャラとは如何なものか。
村上ファンドの村上世彰もホリエモンも木村剛も東大で官僚(ホリエモンは違う)となった。彼らは国家からエリートだからと特別料金で学び、官費で生きて国益の反対の国損を及ぼした。堀江ショックでは日経平均を3000円下げた。ということは日本市場から100兆円の金が吹っ飛んだ事を意味する。
しかし堀江は単なる民間人、比し舛添大先生は都知事になる前
「摩天楼のような都庁ビル、こんなの必要ですか。地下駐車場には黒塗りの高級車がズラリですよ」といっていたが知事になると、その高級車をマイカーのように使って毎週土曜には湯河原へ通っていた。これは大それた詐欺だろう。それでタイトルを「法の下の実質の不平等」としたわけ。
新報道2001-2016・6・12