台湾も岐路
トランプ政権の国務副長官候補のボルトンが「沖縄の海兵隊を一部を台湾へ置けばいい」と声明した。これはアメリカが台湾を一つの独立した国であると認める方向だということである。当然習近平は当然面白くない。何故なら中国は台湾を中国の二三番目の台湾省だとしている。よって宗主国の中国様を無視してアメリカ海兵隊が勝手にそういうことをいうのは内政干渉、越権行為だと怒っている。
しかし内政干渉は中国の専売特許で本来、靖国に日本人の誰が参拝にいこうと中国人には無関係、だが中曽根政権当時の昭和60年1980年から今年で早47年も騒いでる。実は日本は中国の真実は書けない日中記者交換協定というものがあって
① 中国を敵視しない
② 二つの中国を造る陰謀に加わらない
③ 日中国交正常化を妨げない。
これがあるから日本の新聞は中国の批判記事は書けない。書く度胸もない。しかし台湾にアメリカ海兵隊が常駐となると日本も台湾を独立した国であると認めることになる。すると日中記者交換協定は事実上縛りがなくなる。トランプが大統領になったとき台湾総統・蔡英文首相はトランプに祝福の電話をかけ話し合った。
そこから今回の流れになったのだろうが台湾人は自由を知っている。中国に組すれば自由がなくなる。よって台湾人は熱烈歓迎するだろう。しかし中国派の台湾人は当然、反対する。台湾も岐路に立たされている